世界の運命は、勘違いヒーローに託された!? 『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』特報解禁
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仏版『シティーハンター』のチームが贈るアクション・コメディ映画『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』より、特報と場面写真が解禁された。
【動画】仏版『シティーハンター』のチームが再集結!『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』特報
日本の人気漫画「シティーハンター」をフランスで実写化し、日本、フランスでヒットを記録した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2018)のチームが再び集結した本作。監督・主演は『シティーハンター』同様、フィリップ・ラショー。脇を固めるのは、タレク・ブダリ、ジュリアン・アルッティ、そしてエロディ・フォンタンらに加え、『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』のセザール賞俳優・ジャン=ユーグ・アングラードも出演。そして超大物ハリウッド俳優までカメオ出演? ハリウッドのアメコミヒーロー作品をリスペクトし、数々の名場面に笑いを加えたラショー流エンタメに仕上げた本作は、コロナ禍のフランスで公開されると見事にNo.1ヒットを記録した。
警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック。実は心が折れかけていたその時、新作映画『バッドマン』の主役に抜てきされる。そう、「バットマン」ではなく「バッドマン」だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影に挑む。戸惑いながらも撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた―。
特報は、「全仏熱狂!!No.1大ヒット!!」という言葉とともに、本家さながらのアクロバティックな動きでヒーローが敵と戦うシーンから始まる。しかしそれは映画の撮影で、さらに「バットマン」ではなく「バッドマン」という作品。そして、ようやくスターになる切符を手にしたセドリックが事故に遭い記憶を失ってしまい、気が付いた時まとっていた衣装と乗っていた車から、自身を本物のヒーローだと勘違いしてしまう姿がユーモラスに描かれている。派手なアクションシーンもふんだんに収められ、本格的なヒーロー作品なのでは(?)と期待感を抱かせる特報映像となっている。
場面写真は、『バットマン』や『アベンジャーズ』、『スパイダーマン』など、さまざまなハリウッド大作の有名キャラクターたちを彷彿とさせる登場人物を捉えたものとなっている。
映画『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』は7月15日より全国公開。