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二宮和也の“最愛の妻”に北川景子 『ラーゲリより愛を込めて』特報解禁

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映画『ラーゲリより愛を込めて』ティザービジュアル

映画『ラーゲリより愛を込めて』ティザービジュアル(C)2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 (C)1989清水香子

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二宮和也

北川景子

瀬々敬久

平野隆

 俳優の二宮和也が主演する映画『ラーゲリより愛を込めて』より、女優の北川景子が主人公の最愛の妻を演じること、公開日が12月9日に決定したことが発表された。併せて特報とティザービジュアルも解禁された。

【動画】離れた場所にいる互いへ、想いがあふれる――『ラーゲリより愛を込めて』特報映像

 第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも過酷な日々に誰もが絶望した当時、ただ1人、生きることへの希望を捨てず、仲間たちを励まし続けた人物。それが山本幡男(やまもとはたお)さんだった。

 本作は、辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)を基に、山本幡男さんの壮絶な半生を描く感動作。演技力に定評のある二宮が、過酷な収容所で一筋の“希望の光”となった実在の人物に挑む。メガホンを取るのは、本作で二宮と初タッグを組む瀬々敬久監督。

 今回、女優の北川景子が、二宮演じる主人公の最愛の妻・山本モジミを演じることが決定。モジミは第二次世界大戦中に家族と共にハルビンで過ごしていたが、突然の空襲により幡男と「日本で落ち合おう」と約束を交わし、離れ離れに。幡男はそのままシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、モジミは夫の生存状況がわからない中、幼い4人のこどもたちと共に激動の時代を懸命に生き抜く。

 幡男の帰国を誰よりも信じ、11年もの間待ち続けるモジミを熱演した北川は「一歩外に出れば、どこまでも続く広い海で、この海も、空も、ラーゲリに繋がっているだろうか、あの人もまた同じ海を、空を、見ているだろうかと、想いを馳せながら過ごした日々だったのではないかと思いながら演じました」とコメント。初共演となった二宮については「お会いした日からもう幡男さんでした。ああ、モジミさんはこの人を愛したのだなと、二宮さんを見て理解しました。そういう意味では役作りには苦労しませんでした」と語っている。

 そんな北川について瀬々監督は「モジミ像をとてもチャーミングに演じてくれました。それはかつての良妻賢母のイメージだけではなく、今を生きる女性像に通じる姿だと思います」。平野隆プロデューサーは「彼女の気高い力強さがこの映画の裏動線を支えてくれると確信していました」と、それぞれ絶賛した。

特報は「妻よ。私はあの日の約束を忘れていません」というセリフに続き、幡男が「スパイじゃない!誤解だ!」とロシア語で必死に訴える姿や、シベリアの猛吹雪の中倒れる仲間に肩を貸す姿から始まる。夫の帰国を信じて疑わないモジミと、約束を忘れずモジミを想う幡男。2人が幸せな時を過ごした日々や約束の瞬間、そして遠く離れた場所にいる伴侶への想いをあふれさせ、涙する姿などが映し出されている。

 ティザービジュアルは、「帰国(ダモイ)を、信じて。」というキャッチコピーと共に、手紙を手に遠くの地へ想いを馳せる幡男とモジミが描かれたもの。運命に翻弄されながらもお互いを想い続け、強い絆で結ばれた夫婦であることを感じさせるビジュアルとなっている。

 映画『ラーゲリより愛を込めて』は、12月9日より全国公開。

 キャスト・スタッフのコメント全文は以下の通り。

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<キャスト・スタッフコメント全文>

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映画『ラーゲリより愛を込めて』特報

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