Juice=Juice・稲場愛香、涙と感謝の卒業公演 「もっともっと強く成長していきたい」
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観客からの拍手を受けて、自身のメンバーカラー色のドレスに身を包んだ稲場が再び登場。歴代のハロー!プロジェクト楽曲であるモベキマスの「もしも…」をソロで披露し、ステージで合流した他のメンバーと共に「シンクロ。」を歌い上げた。
MCで、メンバーを背に卒業の手紙を読みはじめた稲場は涙をこらえながら、これまでの活動を振り返った。
カントリーガールズ時代には「メンバーやみなさんから『あざとい』という、とても特徴的な代名詞を付けていただいて。新たなキャラクターができたことで、アイドルとしての自分の役割を見つけることができた気がします」と回想。当時は「かけがえのない思い出で、愛おしい日々だったなと感じています。今でもカントリーのメンバーみんなには本当に感謝しています」と思いの丈を伝えた。
Juice=Juiceへの加入については「他のグループを卒業してからの加入という、新しい形で加入した私を温かく受け入れてくださったこと、本当に感謝しています」と述べ、加入当時は「毎日が必死で記憶が曖昧なところもあります」と振り返りながら、「どんなときでもどんな私でも、応援してくれるみなさんがいたから乗り越えることができたし、笑顔でいることができました」と語った。
メンバー1人1人についても、それぞれと顔を見つめあわせながら思いを吐露。井上に対して「共感してもらえて、心のよりどころでした。どれだけ救われたかわかりません。ありがとう」と感謝を述べ、共にサブリーダーを務めた段原には「これからも力になれたらうれしいなと思っています。“まなるる”永遠! 大好き!」と、精一杯の愛を伝えた。
リーダーの植村には「私が名付けた『自由な女神』。それがぴったりな、こんなに魅力的な方はなかなかいないと思います」と話し、「リーダー、お世話になりましてありがととうございました。これからも目の保養と癒やしを、よろしくお願いします!」と笑顔で訴えかけた。
グループに対しては「いつの時代のJuice=Juiceも最高って言ってもらえるようなグループに」とエールを送り、「これからの私も、ひとりの人間としてもっと自分を磨き、もっともっと強く成長していきたいと思っています」「約9年間、本当に本当にありがとうございました!」と会場全体への感謝を伝えた。
メンバーも稲場への思いを述べ、言葉を詰まらせた井上は「本番前にずっと我慢していて。抱きつきに行こうと思ったんですけど、絶対泣くと思って。全然話もできなくて」と裏話を明かし、段原は「いつも隣にいるのが当たり前だった存在なので、これから上手く想像できないけど、でも、愛香ちゃんがたくさんの愛で包んでくれて、本当にそれが、安心感もあった」とやさしく微笑みながら伝えた。
植村が卒業を「お誕生日」と言い間違えると、笑いが起きる中で稲場が「植村さんだなぁ…」と笑顔でポツリ。「愛香がJuice=Juiceにくれたものって偉大だなと思っていて、すごく大きい」と述べ、「私もこの先、愛香が『明日からも絶対大丈夫だと確信しています』と言ってくれたので、自信を持って、私たちも歩んでいこうと思います」と未来への思いを語った。
公演の最後を締めくくったのは、稲場本人が選曲したという「如雨露」。グループがステージから降りたあと、観客からの盛大な拍手を受けて登場した稲場は、1人で客席をあおぎ見ながら感謝を伝えた。
Juice=Juice「Juice=Juice CONCERT TOUR 〜terzo〜 FINAL 稲場愛香卒業スペシャル」のセットリストは、以下の通り。
M1:Va-Va-Voom
M2:プラトニック・プラネット
M3:POPPIN’ LOVE
M4:「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
M5:STAGE〜アガッてみな〜
M6:ノクチルカ
M7:Future Smile
M8:G.O.A.T」
M9:禁断少女
M10:ロマンスの途中
メドレー
M11:ポップミュージック
M12:初めてを経験中
M13:好きって言ってよ
M14:微炭酸
M15:続いていくSTORY
M16:雨の中の口笛
M17:Mon Amour
M18:Fiesta! Fiesta!
M19:GIRLS BE AMBITIOUS! 2022
M20:私が言う前に抱きしめなきゃね
M21:Goal〜明日はあっちだよ〜
M22:Magic of Love(J=J 2015Ver.)
M23:Familia
EN1:もしも…
EN2:シンクロ。
EN2:如雨露
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