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清原果耶、『線は、僕を描く』横浜流星の強く美しきライバルに 水墨画初挑戦

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映画『線は、僕を描く』に出演する清原果耶
映画『線は、僕を描く』に出演する清原果耶(c)砥上裕將/講談社 (c)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

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 女優の清原果耶が、横浜流星主演映画『線は、僕を描く』に出演することが決定。横浜演じる主人公の強く美しいライバルという役どころで、水墨画に初挑戦している。

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 原作は、2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した砥上裕將の青春芸術小説『線は、僕を描く』(講談社文庫)。横浜は、とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介を演じる。メガホンをとるのは、『ちはやふる』シリーズの小泉徳宏監督。監督を筆頭に同シリーズの製作チームが再結集した。

 大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出合いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画が霜介の前に色鮮やかな世界となって広がり、深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、水墨画を学び始める霜介。水墨画とは筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「自然(命)」。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく…。

 今回本作に、若手実力派の清原果耶が出演することが決定。篠田湖山の孫で、霜介の強く美しきライバルとなる、篠田千瑛(ちあき)を演じる。清原は横浜と同じく、撮影前に水墨画家の小林東雲のもとで水墨画の練習を行った。東雲は当時の清原について「思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした」とその筆力にお墨付き。劇中では千瑛として、凛とした中にもしなやかで力強い、演技と筆さばきを披露している。

 主演の横浜とは『愛唄 ー約束のナクヒトー』(2018)以来3年振りの共演、そして小泉徳宏監督とは『ちはやふるー結びー』(2017)以来4年振りのタッグとなる清原。横浜について「数年ぶりの共演でしたがその頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです」とコメント。小泉監督作品への参加については「久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした」と振り返った。

 映画『線は、僕を描く』は、10月21日より公開。

<清原果耶・小林東雲コメント全文>

■清原果耶(篠田千瑛役)

久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした。そして今回初めて水墨画に挑戦させて頂いたのですが、水墨画監修の東雲先生が千瑛が描く線を丁寧に教えて下さったのでそのニュアンスをなぞることが出来れば良いなと思いながら撮影に臨みました。

横浜流星さんとは、数年ぶりの共演でしたがその頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです。篠田千瑛として作品の一部になれたことを嬉しく思います。公開までお楽しみに。

■小林東雲(水墨画監修)

清原さんは、強く温かみのある線を描かれるんです。横浜さんに近いんですよ。思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。熱心だし、物事に対して誠意をもってあたる。

横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。そうでないとこの映画は出来なかったです。

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