武尊「思い出すだけで今も涙が止まらなくなる」天心戦敗北後に見た“景色”明かす
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K-1ファイターの武尊が23日、自身のインスタグラムを更新。19日に行われた『THE MATCH2022』で那須川天心に敗れた心境を改めて告白した。
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19日、東京ドームで行われた格闘技興行『Yogibo presents THE MATCH 2022』のメインイベントで那須川天心と対戦(第15試合、58キロ、3分×3R、延長1R)した武尊。“神童”を相手に3Rフルに戦い抜くも、1Rに喫したダウンが響き、0-5の判定負けに終わった。
敗戦直後の3日前以来の投稿となった武尊。「この10年間 勝ち続けてることで自分の存在価値があって 負けたら全てを失うと思ってた」との書き出しで「負けた後の想像をするだけで 毎日怖くて寝れなくて 今周りにいる人達やファンも 負けたらたくさん離れていくのを覚悟してた」としながらも、「でもリングを降りて 花道を退場しようとしたら 敗者の僕に対して たくさんの人が集まってきてくれて みんなが『ありがとう』と言ってくれた」と敗戦直後の出来事を回想。「そんな言葉を貰えると思ってなくて 涙が止まらなかった。 その時の声や景色を思い出すだけで 今も涙が止まらなくなる」とファンからの感謝の言葉が自身の支えになったことを語った。
武尊は「勝って報われることは出来なかったけど こんなにたくさんの人に試合を見てもらえて たくさんの人が一緒に泣いてくれて 生きる希望を貰いました。と言ってくれる人がいて 心と身体がボロボロになっても 命を削って戦ったこの10年が 報われた気持ちになりました」と敗北しても得るものがあったことを明言。「満席の東京ドームで こんな景色を見せてくれて 僕に関わる全ての人達に 心から感謝しています 本当にありがとうございました」とあらためて感謝をつづり、「心と体を治して また前を向いて進みます」と前向きな文章で締めくくっている。
引用:「武尊」インスタグラム(@k1takeru)