『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、エリー・サトラーら女性キャラをフィーチャーした特別映像
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より、「ジュラシック」シリーズに常に登場する強い女性キャラクターの原点となったエリー・サトラー、そして伝統を受け継ぐ新・女性キャラクターを紹介する特別映像が解禁された。
【動画】強い女性キャラクターが続々登場! 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』特別映像
巨匠スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこんだ『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。本作は、この累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となる。
前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投。先日解禁された最新予告では、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたちも登場し、さらには新キャラクター&新恐竜たちの姿も明らかに。
このたび到着したのは、1993年公開の『ジュラシック・パーク』のワンシーンから始まる特別映像。映像の冒頭には、最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』でカムバックを果たすアラン・グラント博士役のサム・ニール、エリー・サトラー博士役のローラ・ダーン、イアン・マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムといった、レジェンドキャスト3名の約30年前の姿が収められている。
『ジュラシック・パーク』シリーズにてヒロインを演じたローラは「『ジュラシック・パーク』製作時から感じたわ。エリーはこれまでにないキャラクターだとね。女性キャラクターがアクションをすることに大きな意味があったの」と当時を回顧する。ジュラシック・パークが崩壊し、外部にSOSの連絡を入れるため電気を復旧させに向かおうとする場面では、女性だからと心配して止めようとするジョン・ハモンド(ジュラシック・パークの創設者)の言葉も意に介さず、「性的偏見の話は別の機会に」と言い残して去るなど、自らの危険をいとわないシーンも。
また、『ジュラシック・ワールド』シリーズにてヒロインのクレアを演じるブライス・ダラス・ハワードは「古植物学者であるエリーはとても象徴的で重要なキャラクターよ。彼女の功績は、映画を観た若者に勇気と刺激を与えたことよ」と話し、“先輩”であるエリー博士の功績を称えている。さらに、「女性キャラクターが一人一人違うから素晴らしい。誰も型にはまらずただ強く優しいだけの女性は一人もいない」と本シリーズの女性の描き方についても言及。ブライスが話すように従来多く描かれてきたような保守的なヒロインではなく、自ら目の前の困難に積極的に立ち向かい戦う、まるでヒーローのような強く優しい女性キャラクターが本シリーズでは多数登場する。
前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』より登場し、訳あって本作ではクリス・プラット演じる主人公のオーウェンとブライスと一緒に山奥で家族のように暮らしているメイジー・ロックウッドを演じるイザベラ・サーモンは、シリーズで登場する女性キャラクターについて「メイジーにはお手本が沢山いる。強くて気性が激しい母親代わりのクレア、知的で賢くパワフルなエリー博士、超狂暴でタフなパイロットのケイラもいる。すごく強くて自立した女性ばかりよ」と話し、そのマインドを受け継いだ影響もあってか、思春期の少女とは思えないほど頼もしく、弱音を吐くことなく果敢に乗り越えていこうとする。
さらに、オーウェンと同じ退役軍人という過去を持ち、現在は裏社会で雇われ貨物パイロットのエースとして活躍しながら生活を送る“超狂暴でタフなパイロット”新キャラクター・ケイラ役のディワンダ・ワイズは「女性キャラクターの描き方は最初から優れていたけど個性や深みがどんどん増してる。ケイラもその一人よ」と自身が演じたケイラについてコメントしている。
さらに、DPW(Department of Prehistoric Wildlife=先史時代野生生物機関)が運営する恐竜の目撃情報収集サイト「ディノトラッカー」が公開。ディノトラッカーは、最新の恐竜の出現報告や市民による目撃投稿などを提供し、世界中の恐竜目撃情報や恐竜の生体情報、そして攻撃性レベルを確認することを可能にする。日本各地での目撃情報も投稿されており、宮島付近を飛行するディフォルモドンの群れや芦ノ湖の上空でのプテラノドンなどの姿を見ることができる。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、7月29日より全国公開。