福士蒼汰、スペインで撮影中の海外ドラマ『THE HEAD』Season2取材会に登場 メイキング映像も解禁
俳優の福士蒼汰がメインキャストの1人として出演する、2023年に世界同時放送&配信されるHuluオリジナル『THE HEAD』Season2。このたび、現在撮影が行われているスペインで国際取材会が行われ、各国から集結したキャストと共に出席した福士が「やりがいのある現場」などと語ったほか、メイキング映像が公開された。
【動画】福士蒼汰が海外ドラマ初出演! 『THE HEAD』Season2メイキング映像
エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ『HOMELAND/ホームランド』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラン・テレム製作総指揮のもと、さまざまな国の実力派キャストが集結し、日本からは山下智久もメインキャストの1人として出演した大型国際連続ドラマ『THE HEAD』。2020年6月から世界公開され、Huluでも現在全話独占配信中のSeason1では、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る“極限心理サバイバル・スリラー”が展開した。
Season2では、新たな隔絶された場所=太平洋のど真ん中を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”を舞台に、善と悪がぶつかり合う事件をスリリングに描写。前作で因縁のキーパーソンとなったジョン・リンチ演じる生物学者アーサーと、キャサリン・オドネリー演じる若き医師マギーが再登場する。
そんな『THE HEAD』Season2には、10ヵ国からキャストが集結し鋭意撮影中だが、この度撮影地のスペイン・マドリードにて国際取材会を開催。福士をはじめ、ジョン、キャサリンら主要キャスト9名が各国から集まった取材陣からのインタビューに応じたほか、舞台裏を収録した約2分のメイキング映像が公開された。
物語において重要な役どころである、コンピューターエンジニアのYuto Nakamuraを演じる福士。劇中で全編英語のセリフに挑戦している福士は、通訳一切ナシの取材会でも英語で堂々とした受け答えを披露し、国際色豊かなキャストやスタッフにもすっかりなじんだ様子を見せた。
本作で初めて、海外で長期滞在しながら全編英語での芝居に挑んだ福士は「日々の撮影で、悔しいことや、もう少しできたな、という反省、意外にここはできた、という喜びなどを感じながらやっているので、毎日が刺激的で楽しいです」と現在の様子を語った一方、「言語の壁も大きい」と吐露。「色んな国からきているので分かり合おうとしないと分かり合えない環境が、面白くもあり大変なところでもある」と“異文化が交錯する様子”を明かした。
しかし「撮影はすごくのびのびやっています」と言い、「みんな、自分たちの世界を現場に持ってきて、セッションしているような感じで撮影するので、やりがいのある現場になっています」と手応えをにじませる。また、キャストとの距離も縮まってきているようで、撮影中に役名で呼ばれるところを「Hey,Sota!」と言われ、NGがでてしまったというエピソードも披露。「プライベートで仲良くなればなるほど役名ではなく、本名を呼んでしまいNGシーンが多発するようになってきました(笑)」と楽しそうに語った。
また、THE MEDIAPRO STUDIOの国際コンテンツ開発部のディレクターで製作総指揮も務めるラン・テレムは、本作について「創造性と製作の両方の観点から見て、Season2はさらに進歩しています。マリアーノ・バセルガとホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ、カウエ・ララッタが書いたプロットと、国際的なキャスト、監督のホルヘ・ドラドが組むことで前シーズンの要素を引き継ぎつつ、同時に新鮮でエキサイティングな視点がシリーズに付け加えられました。地球上で最も隔離された場所、太平洋のポイント・ネモが舞台なんです。公開が待ちきれません」と自信たっぷりに明かしている。
メイキング映像は、「シーズン1では、テネリフェ島に南極大陸を再現」という言葉と、山下智久などが映るシーズン1の撮影風景から始まる。続いて「我々は自問した。さらに大きくするには?」「アレクサンドリア号へようこそ」「THE HEADシーズン2へようこそ」という言葉と、大海原を進む全長150メートルの貨物船アレクサンドリア号が登場。そして10ヵ国以上から集結した、ジョン、キャサリン、福士ほか主要キャストが真剣に撮影に臨む姿が次々と映し出されていき、最後は「海の真ん中で、逃げ場はない」というキーフレーズで幕を閉じる。
Huluオリジナル『THE HEAD』Season2は、2023年、世界同時放送&配信、日本ではHuluで独占配信(予定)。