連載25周年の『ONE PIECE』 ルフィ役・田中真弓「ここまで続くと誰が思ったでしょうか」
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声優の田中真弓が6日、都内で実施された映画『ONE PIECE FILM RED』の初日舞台あいさつに名塚佳織、池田秀一、谷口悟朗監督と共に登壇。本作にまつわるトークを展開し、これまでの軌跡を振り返って「ここまで続くと誰が思ったでしょうか」と感慨深げに述べた。
【写真】花束を受け取り涙する、ウタ役の名塚佳織
本作は、全世界累計発行部数5億部を超える尾田栄一郎の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズの最新映画。ルフィ率いる麦わらの一味が、世界で最も愛されている歌手・ウタ(ボイスキャスト:名塚、歌唱キャスト:Ado)をめぐる騒動に立ち向かうさまを描く。
主人公ルフィ役の田中は「(連載が始まった)25年前、ここまで続くと誰が思ったでしょうか」と感慨深げに。「ここまで続くと、たぶん尾田っちも思っていなかったのでは。友達にもよく言われるんですよ。『真弓はいいよね。(主演作のONE PIECEが)ずっと人気じゃない』と言われるけど、けっこう危ないときもあったんですよ、皆さん! よ〜く考えてください。(TVアニメは)水曜日から日曜日の夜に引っ越して、また日曜日の朝に引っ越した。それはなぜですか!? 考えてください!」と声を荒げ、「本当にありがとうございます! 感慨もひとしおです」と全国のファンに感謝した。
シャンクス役の池田は、田中のリクエストでシャンクスの「この戦争を終わらせに来た」というセリフを生披露。一度披露すると、田中が「そんなに圧はなかったな…もう一回!」とまさかのダメ出し。池田が再び同じセリフに挑戦すると、今度は田中が納得げな表情を見せて「いただきました」と深々頭を下げた。
“シャンクスの娘”という事実が明るみになるウタを演じた名塚は「言葉にできないくらい、うれしい気持ちでいっぱい」と述べ、本作の苦労を語りながら涙を見せる一幕も。イベント終盤に池田が、名塚へ花束のサプライズプレゼント。赤白100本のバラを受け取った名塚は「頭が真っ白で言葉が出ないです」と再び目を赤くさせていた。