民家炎上の自動車事故を起こしたアン・ヘッシュ 回復の見込みなしと発表
先日、米ロサンゼルスで乗用車を運転中に住宅に突っ込み炎上する事故を起こしたアン・ヘッシュ。彼女の広報担当者が、容態について最新の状況を発表し、回復の見込みはないことを明らかにした。
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現地時間8月5日、米ロサンゼルスにて、アンが運転する青のミニクーパーが歩道を乗り越え、住宅に突っ込み炎上する事故が発生した。この事故で住宅は火に包まれ、地元消防局59人が消火にあたったが、鎮火には1時間以上要したという。アンは重度のやけどを負い、救急車で近くの病院に運ばれた。JustJaredによると、以来彼女は意識不明の重体だったという。
この度、アンの家族を代表し、広報担当者がPeopleに対して声明を発表。「不幸にも、今回の事故でアンは重度の無酸素性脳傷害を追い、意識不明の深刻な容態です」とコメント。「回復の見込みはありません」と発表した。
「臓器提供は彼女の長年の希望でしたので、臓器が移植可能であるか判断するため、生命維持を行っている状況です」と説明。「アンと子どもたちに祈りを捧げてくださった皆さんに感謝申し上げます。そして彼女の治療に当たってくださったウェストヒルズ病院グロスマン・バーン・センターの医療関係者にお礼申し上げます」と感謝を述べた。
「アンは大きな心の持ち主で、出会った全ての人にその寛大な魂で感動を与えて来ました。彼女は類稀なる才能がありましたが、それ以上に優しさと喜びを広げることをライフワークとし、特に、人が誰を愛するのか、その対象を広く受け入れるために、変化を起こしてきました。勇敢で誠実だったと記憶されるでしょう。そして彼女のきらめきは惜しまれることでしょう」と発表した。
アンは、90年代に映画『ボルケーノ』や『6デイズ/7ナイツ』などに出演し、日本でも人気のドラマ『アリー my Love』ではジョン・ケージの恋人役で出演。近年も人気ドラマ『シカゴ P.D.』に出演するなど、映画やテレビドラマで長く活躍する。アンはバイセクシャルを公言しており、人気司会者エレン・デジェネレスの元恋人としても知られる。2018年に破局するまで10年以上パートナーだった俳優のジェームズ・タッパーとの間には、息子が誕生している。