妻夫木聡主演『ある男』、感動と涙の結末を予感させる本予告&ポスター解禁
俳優の妻夫木聡が主演を務める映画『ある男』より、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】ベネチア国際映画祭正式出品、妻夫木聡主演『ある男』本予告
本作は、第70回読売文学賞を受賞した累計28万部を超える平野啓一郎の同名ベストセラー小説を、『蜜蜂と遠雷』の石川慶がメガホンをとり映画化したヒューマンミステリー。主演の妻夫木をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが出演。本年のベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前も分からない全くの別人だったのだ。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―。
本予告は、「3年と9か月、愛したはずの夫は全くの別人でした―」という衝撃のナレーションから始まり、ミステリーを感じさせる入口となっている。弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者・里枝(安藤)から、亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査の依頼を受け、大祐を“X”とし、真相を探っていく。彼はいったい何者なのか、なぜ他人になりすましていたのか。謎が深まる中、 「私はいったい、誰の人生と一緒に生きてたんでしょうね」という里枝のセリフから一変、里枝と息子・悠人は大祐=“X”への思いがあふれ出し、心揺さぶる展開に、感動と涙の結末を予感させる予告篇となっている。
また、本ポスタービジュアルは、城戸、里枝、大祐3人の印象的なまなざしの表情を捉え、それぞれの心情を表わすかのようなビジュアルとなっている。
さらに、第1弾ビジュアルがデザインされた劇場前売券(ムビチケカード)の販売も決定。8月26日より全国の上映劇場(一部除く)・WEB通販にて販売開始予定となっている。
映画『ある男』は、11月18日より全国公開。