仲野太賀×草なぎ剛『拾われた男』、“松戸兄弟にとっては太巻き”―2人が語る家族の思い出の“食”とは?
関連 :
ドラマ『拾われた男』(ディズニープラス)に主演する仲野太賀と共演の草なぎ剛が、劇中に登場する“松戸家の太巻き”のような家族の思い出の食をそれぞれ明かした。
【写真】仲野太賀&草なぎ剛、“松戸兄弟”の思い出をつなぐ“太巻き”
俳優・松尾諭の同名著書を映像化する本作は、特別な才能はないものの強運と縁に恵まれた俳優志望の男が、他人に “拾われ”続けることで夢も恋もつかんでいく、本当にあった波乱万丈なサクセスストーリー。
本作には、第1話から登場している“ある食べ物”が米国で大ウケする場面がある。それは仲野演じる松戸諭と草なぎ剛演じる兄の松戸武志が幼い頃から食べ続けていた“松戸家の太巻き”だ。
末成映薫が演じる祖母・晴子は「太巻きは縁を繋いで、願いごとを叶えてくれるんやで」と、“松戸家の太巻き”に特別な意味を持たせ、家族そろってピクニックをする時はもちろん、諭が運命の女性を家族に紹介する場でも食卓に登場する。そして、渡米した武志はこの“松戸家の太巻き”で新たな縁をつないでいた。
思い出の食べ物でつながる“家族愛”を絶妙な関係性を保ちながら表現している仲野と草なぎ。松戸兄弟にとって思い出深い“太巻き”のように、仲野家・草なぎ家それぞれに“家族の思い出の食べ物”はあるのか?
仲野家の思い出の食べ物はスイカとのことで、「家族みんなスイカが好きで、毎年いただく黒くてとても大きい高級なスイカを、何日もかけて食べていたんですが、それが家族全員でスイカを食べる時間のようになっていました。今思うとすごく懐かしいです。父は半分丸々食べて、母と兄と僕の分は小さくて。でも成長するにつれて僕も半分丸々で食べるようになりました(笑)。そういう思い出があります」と仲野。
そして、草なぎ家の思い出の食べ物はたこ焼きだそうで、草なぎは「何が入っているかわからないですが、食べちゃうと調子が悪くなるんですよ(笑)。こだわって作ってたみたいで、どうやって作っているのか見ようとすると隠すんです。面白がって『母ちゃん、それどうやって作るの?レシピを教えて』と言ったら『教えない』と(笑)。代々草なぎ家に伝わっているたこ焼きで、子供の頃に家にあったたこ焼き機で作っていたんですけど、ほかの人たちは調子悪くならなくて、おいしいおいしいって『母ちゃんそれ作ってくれ』って言って。よく、学校が早く終わる土曜日とか、3時間で終わる日はいつもそれを食べて、夕方あたりに調子が悪くなったりしてました(笑)」と答えた。
そんな仲野と草なぎによる松戸兄弟の物語は残り1話。15年暮らした米国の街を離れることになった武志。諭は兄が確かに築いてきた“アメリカの家族”を心に刻み、日本に降り立つ。そして、ついに再会する両親と武志はお互いに謝りながら強く抱き合う。失った親子の時間を取り戻す時にも、縁をつないで願いごとをかなえてくれる松戸家の“太巻き”は登場。その後、俳優の仕事で多忙な日々を送っていた諭のもとに驚くべき知らせが舞い込むが…。
ドラマ『拾われた男』 は、ディズニープラス「スター」にて見放題独占配信。