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福山雅治、『ガリレオ』シリーズ成功の要因は「愛の連鎖」

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福山雅治、映画『沈黙のパレード』ジャパンプレミアイベント&完成披露試写会舞台あいさつに登場
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 ミュージシャンで俳優の福山雅治が31日、都内で実施された主演映画『沈黙のパレード』のジャパンプレミアイベントに出席。フジテレビの月9枠で放送され、劇場版シリーズも多数展開されるミステリードラマ『ガリレオ』シリーズの成功に関して「愛の連鎖」が要因だと持論を展開した。

【写真】ファン待望!福山雅治&柴咲コウ&北村一輝のそろいぶみ

 本作は、東野圭吾の同名小説を原作とする『ガリレオ』の劇場版シリーズ最新作。天才物理学者・湯川学(福山)が、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)らと難事件の解決に挑む様を描く。

 福山は、映画化の話が届く前に、新しい原作を読んだと明かして「その時点で、恥ずかしながら『あれが、あーなるんだな』と期待しながら読みました。読みながら『これは、僕のことだよね?』と思いながら(笑)。恥ずかしながら、そういう読み方をさせてもらいました」とニッコリ。

 9年ぶりに湯川を演じた福山。「衣装合わせのときにスタッフさんたちが集まるので、そのなかで衣装を着て、ヘアをつくって、メガネを装着して皆さんの前に出たときに『あっ、湯川さん帰ってきたんだな』と思われたら、このプロジェクトの最初のミッションはクリアできると思っていた。その衣装合わせのときはすごく緊張しました」と述懐した。
 
 撮影中、福山と柴咲の共演シーンを演出していた監督が、スタッフたちのときめきや高揚感にあてられて涙した、というエピソードに触れて「実に感動的でしたね」と振り返って「泣いたか、泣いていないかはたいした問題ではない。感動的な、エモーショナルな、いわゆるエモい気持ちになったかどうかが大切。監督も、スタッフの全員からエモさを受けたのでは。エモさの螺旋階段でしたね」と話した。

 また、2007年のテレビドラマ第1期から数えて早15年。長く続く本シリーズについて福山は「一つの作品が長く続いていくのは、愛情の積み重ね、愛情の連鎖によってしか続けることができないのでは。スタッフの皆様の『早く撮りたい!』という気持ち。それを受けて監督が構築してきた世界観、我々キャストが役の世界を生きる気持ち。その一つひとつの愛情の積み重ねが今回公開される『沈黙のパレード』という作品になっていると思う」と語り、詰めかけた約400人の招待客を前に「皆で丁寧に、深い愛情を込めました。どうぞ受け取ってください」とメッセージを送った。

 本イベントには柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監督も出席した。

 映画『沈黙のパレード』は、9月16日より全国公開。

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