ウタのライブに興奮、ルフィたちの戦いを応援! 『ONE PIECE FILM RED』応援上映レポート
8月6日公開され、公開26日間で動員数860万人、興行収入120億円を突破した映画『ONE PIECE FILM RED』。3日、都内にて麦わらの一味と共に、ウタのライブ会場にいるような一体感を楽しめる、サイリウム・ハンドクラップ・振付OKの「ウタLIVE in 映画館《無発声応援上映》」が初めて開催され、観客が思い思いにウタのライブ、そして映画を楽しんでいた。
【写真】初の「ウタLIVE in 映画館《無発声応援上映》」に観客も興奮!
ウタ(Ado)が歌う主題歌「新時代」がApple Musicの世界チャート1位を獲得、国内外で70冠を獲得するなど、音楽も話題となっている本作。劇中では、音楽の島・エレジアでのウタのライブに、モンキー・D・ルフィ、ウソップ、チョッパーら麦わらの一味も集い、ファンとともにライブに熱狂。そんな麦わらの一味と同じように、映画館で存分にライブを楽しめるこの《無発声応援上映》は、多くのファンの声を受け、このたび実施が実現。この回のチケットは完売したという。
映画館には、ペンライトやうちわを持ち込んだり、麦わら帽子をかぶったり、劇中で登場するジャージ姿のブルーノなどコスプレをする観客も訪れ、上映前からにぎやかな雰囲気。本編はセリフ・歌詞が字幕表示される日本語字幕付きで上映され、音楽に浸りながら、キャラクターのセリフを追うこともできた。
本編でのウタのライブが始まると、ウタの呼びかけに応じて、観客が手拍子をしたり、「UTA」コールにペンライトで応えたり、歌終わりにはライブさながらに大きな拍手が送られ、映画とシンクロしながらライブを満喫。事前にウタのライブを盛り上げるための曲別ペンライトカラーも告知されており、主題歌の「新時代」はピンク、「私は最強」はオレンジなど、曲に合わせて映画館がそれぞれのペンライトの色で埋め尽くされた。「風のゆくえ」では会場がブルーのペンライト一色になり、曲の持つノスタルジックな雰囲気をさらに演出していた。
ウタの歌唱だけでなく、移動や戦闘シーンなどの劇中音楽にもペンライトが振られるなど、改めて、歌だけでなく映画全体の音楽の魅力も伝わり、観客がおのおので音楽を楽しむ様子も。
また、ウタのライブを心待ちにするチョッパーにはピンク、ルフィはレッド、ゾロはグリーン…と、キャラクターたちにもペンライトで呼応。ハートの海賊団・べポのコミカルな描写に、ペンライトを振って応える一幕も。シャンクスの登場では、映画館が“RED”のペンライトで包まれるなど、無発声ながらもファンの歓喜が伝わってくる。
さらに、麦わらの一味をはじめ、カッコいいセリフや胸アツのシーンにも、会場から拍手が送られたり、ペンライトが振られたりするなど、映画館全体が一体に。映画の世界観を、ウタのライブ会場に詰め掛けた観客のような気持ちで楽しめるだけでなく、ルフィたちの戦いもめいっぱい応援して楽しめる、そんな上映だった。
なお、この日の無発声応援上映は、大阪でも同時に実施。今後は拡大実施も決定しており、詳細は後日発表されるという。
『ONE PIECE FILM RED』は公開中。