『君に届け』、南沙良×鈴鹿央士で実写ドラマ化 Netflixとテレビ東京が共同制作
人気漫画『君に届け』が、Netflixとテレビ東京の共同制作で実写ドラマ化されることが決定。Netflixにて2023年3月より全世界独占配信される。主演は女優の南沙良が務め、俳優の鈴鹿央士が共演する。
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原作は、2006年から2017年まで「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、第32回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した椎名軽穂の代表作。高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が男女問わず人気を集め、アニメ化・実写映画化・ゲーム化などさまざまなジャンルで魅了し続けてきた。
高校1年生の黒沼爽子は長い黒髪と青白い肌から「貞子」というあだ名で呼ばれ、クラスから孤立していた。ひとりぼっちの学校生活をおくるなか、噂を気にせずに爽子に話しかける男子生徒が現れる。明るい性格で男女問わず人気を集めるクラスの中心人物、風早翔太だ。彼だけは爽子がクラスメイトのために嫌な作業を引き受けていることを知っていた。風早と接することで他のクラスメイトとも徐々に打ち解けていく爽子。夢だった高校生活を過ごしていくなかで、風早に対しての気持ちにも変化が訪れ…?
ドラマ版の爽子を演じるのは南沙良。風早を鈴鹿央士が演じ、連続ドラマとして新しい『君に届け』を届ける。
南は「爽子ちゃんを演じるにあたっては、原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。爽子ちゃんの真っ直ぐな想いに私自身も動かされることが何度もあったので、観ていただける方にも、爽子ちゃんの想いが届けば良いなと思っています」とコメント。
鈴鹿は「風早くんを演じるにあたり彼の持つ“葛藤”や”空気感”を大切にしようと思いました。クランクインしてからすぐは、“爽やか”という言葉に囚われてしまいましたが、監督と相談をしながら演じていくうちに、徐々に”風早翔太“に馴染んでいった気がします」と語っている。
原作者の椎名は「ドラマ化のお話をいただいて、南さんのやさしい雰囲気や、鈴鹿さんのあどけない笑顔を知って以来、きっとすてきなドラマになる!と、私もとても楽しみにしていました」と期待を寄せ、「まだ内緒にされている俳優さんたちもすてきな方々です」と話している。
本作の監督を務めるのは、新城毅彦と菊地健雄。新城は『あすなろ白書』(1993)や『イグアナの娘』(1996)などの大ヒットドラマを世に送り出し、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2009)や『潔く柔く』(2013)といった少女漫画原作の恋愛映画を手掛けたことから胸キュン映画の巨匠と呼ばれている監督の一人。菊地は『ディアーディアー』(2015)で長編デビューし、『ハローグッバイ』(2016)、『望郷』(2017)両作品で第9回TAMA映画賞最優秀新進監督賞と、おおさかシネマフェスティバル2018 新人監督賞を受賞するなどその後も次々に作品を発表し続けている実力派だ。
Netflixシリーズ『君に届け』は、Netflixにて2023年3月より全世界独占配信。
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