阿部寛、考え事をする時は「最近、墓地に行くんです」
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俳優の阿部寛が8日、都内にて開催されたドラマ『すべて忘れてしまうから』配信直前イベントに、Chara、宮藤官九郎、岨手由貴子監督と共に出席。考え事をする際、最近は墓地へ行くと明かした。
【写真】役柄を「私でよかったかも」と振り返ったChara
燃え殻の同名エッセーをドラマ化する本作は、ハロウィーンの夜に突如姿を消した“彼女”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして初めての配信作品となり、日本から世界へ順次配信予定となっている。
阿部が演じるのは、主人公のミステリー作家“M”。この日の時点ではMが探す恋人“F”はキャストが未解禁となっていた。
イベントでは、Fを演じたキャストからの手紙を、名前を伏せたまま司会が代読。F役のキャストについて、阿部は「以前共演したことがあります」「明るい女優さん」などと語り、恋人が不在のまま進むストーリーについては「そこが主軸。どうして不在なのかというのが全体的な話として構築されていくので、すごく面白かったですね」とコメントした。
また映画『スワロウテイル』以来26年ぶりの映像作品で、ドラマは初出演となるCharaは、自身について「女優さんとしては全然なんですけど」と謙遜。その上で、今作で演じたMが通う行きつけの「Bar灯台」のオーナー・カオルという役を「音楽を愛する役柄ということで、私でよかったかも」と振り返った。
「MにとってのBar灯台のように、考え事をする時に訪れる場所は?」という質問には、阿部が「最近、墓地に行くんです」と告白。続けて「青山墓地。暗いイメージじゃないですし、事務所が近くにあるので、台本を覚える時とか、そこの一角できれいなところがあるんですけど、そこに行って車の中で考え事をするということはよくやっています」と打ち明けた。
するとCharaも「青山墓地いいですよね」と同調。自身は「墓地に行って作曲をしたことはないですけど」とし、「目を閉じればだいたい集中できる。(特に)おうちのキッチンが好きです」と考え事には場所を選ばないながらも、自宅のキッチンが好きであることを明かした。
ドラマ『すべて忘れてしまうから』は、ディズニープラス「スター」にて9月14日より配信。