映画『アムステルダム』ワールドプレミアにクリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ラミ・マレックら集結
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映画『アムステルダム』のワールドプレミアが9月19日(現地時間同18日)、アメリカ・ニューヨークにて開催された。“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”に巻き込まれていく3人の親友を演じたクリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンをはじめ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロらオスカー受賞歴を持つ豪華なキャスト・スタッフ陣が一堂に集結。さらには本作のエンドソングとエグゼクティブ・プロデューサーを務めたグラミー賞受賞ラッパーのドレイクも登場し、会場は大盛況となった。
【動画】超豪華キャスト夢の共演!『アムステルダム』予告編
本作は、手掛けた作品がアカデミー賞に多数ノミネーションされてきたデヴィッド・O・ラッセル監督(『ザ・ファイター』/7部門、『世界にひとつのプレイブック』/8部門、『アメリカン・ハッスル』/10部門)が、満を持して贈る7年ぶりの新作。クリスチャン・ベールをはじめとする超豪華俳優陣をキャストに迎え、世界の歴史を変えた衝撃的な陰謀を“ほぼ”実話で描く歴史ミステリー。
会場には、ポスタービジュアルでも印象的な太陽のシンボルをあしらったグリーンカーペットが敷かれ、豪華キャスト・スタッフ陣の登場に大盛り上がりの様子。
白いレースのドレスに身を包み、カーペットに登場したマーゴットは「素晴らしいキャストで、わたしはとても幸運に恵まれていると思います。わたしがずっと共演したいと思ってきた俳優さんたちを網羅したリストそのもののようで、それがこの映画でひとつの作品として実現したのは、あり得ないぐらい嬉しいことでした!」と興奮している様子を見せながら超豪華キャストについて言及。
マーゴットの恋人役を演じたジョンは、「この映画のテーマは“愛”であり、“交友すること”、“友情を持つこと”、そしてそういったことがどの時代に生きても、とても大切なことなんだ、ということですね。人間同士のつながりはとても強力なものだということです」と本作のテーマについて明かした。
ラミは「とてもたいへんな仕事だったが、同時に、あんな素晴らしいスタッフと毎日を共にできるというのは神様からの贈り物のような時間でもあったね」と刺激的な撮影現場を振り返りつつ、「私はこの映画を希望に満ちた映画だと思っています」とコメント。
さらに『世界にひとつのプレイブック』から『ジョイ』まで、3作連続でラッセル監督作品に出演し、本作が4度目のタッグとなる名優・ロバート・デ・ニーロは、「ラッセル監督は特別な監督で、彼がぼくに出演して欲しいと思う時は、可能ならいつだって彼の映画に出演したいと思える監督なんだ。彼が監督する作品は、どれも特別なものになるからね」と深い友情を語った。
本作については「歴史は繰り返している。今、正に世界はこの映画と同じ状況になっている」と現代へとつながるメッセージが含まれていることを明かした。
そんな本作について、ラッセル監督は「この映画は、私とクリスチャン・ベールで5年の歳月をかけて作り上げてきました。そこにマーゴットやジョンなど素晴らしいキャストが加わってくれた。陰謀と殺人の物語ではありますが、その対極にある愛と友情、そしてロマンスの物語でもあります」と解説。これまで手掛けてきた過去の作品は、「すべて、<アウトサイダー>を描く映画、厳しい状況に立たされながらも瞳には煌めきを宿した人たちを描く映画」になっていると振り返る。
さらには、「人生を愛している気持ちがあれば、人は友人を大切に思い、互いに忠実であり、様々な試練の中にも何かの素敵な<魔法>を見出すことが出来るのです」と想いを明かし、本作での3人の親友の絆がどう描かれているのか期待をかけるコメントを寄せた。
最後に会場に集まった観客に向けて、「この夢を現実にしてくれた、ひとりひとりに私は感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい映画ですから、ぜひこの映画を楽しんでください」と感謝を伝え、ワールドプレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。
映画『アムステルダム』は、10月28日より全国公開。