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マーゴット・ロビーの一風変わった<役作りの秘密> どんなキャラクターもハマり役に 

映画

映画『アムステルダム』場面写真
映画『アムステルダム』場面写真(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 10月28日公開のデヴィッド・O・ラッセル監督最新作『アムステルダム』で、クリスチャン・ベール、ジョン・デヴィッド・ワシントンと共に親友3人組の一人ヴァレリーを演じるマーゴット・ロビー。ハーレイ・クインのようなぶっ飛んだクレイジーなキャラクターで負けん気が強い女性ヴァレリーを熱演する彼女が、風変わりなキャラクターをハマり役にしてしまう秘密を<演じる役に合わせた香水をつけること>だと明かした。

【写真】『アムステルダム』親友3人組! クリスチャン・ベール、ジョン・デヴィッド・ワシントン、マーゴット・ロビー

 どんなに変わった役でも自分なりのキャラクターを演じ切るマーゴット。実は映画の撮影期間は演じるキャラクターに合う香水をつけることを徹底している。『スーサイド・スクワット』でハーレイ・クインを演じた際は、“安っぽくて少し汚く挑戦的な甘い香り”の香水、『アニー・イン・ザ・ターミナル』で強くてクールな主人公を演じた際には“甘くてスパイシーな香り”の香水をつけて役作りをしたことを明かしている。

 そのように香りから役になりきるという一風変わった役作りを行っているマーゴットだが、その他にも『スーサイド・スクワット』では1日3時間のエクササイズをしていた。映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、実在した女優シャロン・テートを演じるにあたって、実際の妹や担当の美容師までにも直接会い、シャロンについてとことん研究。このように、徹底的にその役に向き合い作り上げるキャラクターだからこそ、どの役柄も彼女にしか演じられないハマり役となるのだ。

 そんなマーゴットが本作で演じるのは、クリスチャン・ベール演じる楽観主義な医師バート、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じるしっかり者の弁護士ハロルドと親友になる看護師のヴァレリー。彼女は戦争の残留品などを使用してアート作品を生むアーティストとして活動しているが、3人はひょんなことから殺人事件の容疑者となってしまう。彼らは殺人のぬれぎぬを晴らすためにとんでもない<ヤバい作戦>を思いつくのだが、世界の歴史を変えてしまうほどの衝撃的な陰謀に巻き込まれていく―。

 マーゴットはヴァレリーを演じるにあたって監督と役について何年もかけて話し合ったという。「デヴィッド監督は信じられないほど協力的なの。私たちは何年もかけて、彼が脚本に組み込んだ陰謀や米国の歴史、芸術、彼の経験、そして私の経験、ヴァレリーとは誰か、彼女の家族などについて何度も話し合ったわ。本当にユニークで魅力的な経験で、とても気に入ったの」と、監督と細部に至るまで話し合い、ヴァレリーを作り上げたことを告白している。

 映画『アムステルダム』は、10月28日より全国公開。

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