木村佳乃、林真理子原作『我らがパラダイス』ドラマ化で主演 共演に高岡早紀、堀内敬子
女優の木村佳乃が主演するドラマ『我らがパラダイス』が、NHK BSプレミアム・BS4Kにて2023年1月8日より毎週日曜22時に放送されることが決まった。
【写真】高岡早紀、堀内敬子が共演
作家・林真理子の同名小説を実写化する本作は、富める老人たちが住む施設を舞台に、そこで働く女性たちの人生逆転へ向けた大胆な計画を描く社会派クライムコメディードラマ。出演は木村のほか、高岡早紀、堀内敬子、橋本じゅんら。演出は平山秀幸。
朝子(木村)が看護師長として働く高級施設セブンスター・タウンでは、富裕層の老人たちが人生の最終章の日々を優雅に送っていた。つましい生活をしながら母親の面倒を見ている朝子にとって、それは自分には縁遠い世界だった。セブンスター・タウンの厨房(ちゅうぼう)で働くさつき(高岡)も同居する親の世話をし、同僚の邦子(堀内)も父の介護をめぐって家族の中で問題を抱えていた。
弟の慎一(近藤公園)が家に転がり込んできたことで、朝子には母親の施設探しの問題がのしかかる。さつきも邦子も人生の逆風を受ける日々。職場では上司の福田(橋本)が自分たちを困らせる。ちょっと待って! 私たちを笑顔にさせないこの世の中、いくらなんでもおかしくない? 朝子たちは現状を打破するための大胆な計画を実行に移し、そしてセブンスター・タウンに集う人びとのドラマが生き生きと動き始める。朝子たちは地上に楽園を見つけられるのか?
主演の木村佳乃は「林さんの小説に出てくる女性達はとにかくリアル。とても人間臭く、綺麗事だけではない、まさに匂い立つような生々しさ。私に頂いた役もまさにそれです。それに加えて 自分の親の介護問題まで…これは私自身にもとても身近な問題です。果たしてどんなドラマになるのか。今から楽しみでなりません。これ以上ないほど 人間臭く演じようと奮起しております」とコメント。
高岡早紀は「さつきは明るく前向きで、親から受け取った愛情を人に対しても与えることが出来る人です。天真爛漫な面もありますが、何故か憎まれない、、、 そんなキャラクターが作れればな、と思います」と話す。
堀内敬子は「『介護は優しい人が馬鹿をみる』と言う、林真理子先生の痛烈なメッセージの原作を読ませていただきました。誰もが通る可能性がある道に、ドキドキしながら読みすすめさせていただきました。数々の映画に携わってこられた、平山監督。その座組というだけで、緊張します。木村佳乃さん、高岡早紀さんという、パワフルなお二人と、がっつりとお芝居させていただくのも初めてですので楽しみです」としている。
プレミアムドラマ『我らがパラダイス』は、NHK BSプレミアム・BS4Kにて2023年1月8日より毎週日曜22時放送(全10回)。