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菊地凛子、月9初出演! 『PICU 小児集中治療室』で物語のカギを握る道知事役

ドラマ

 俳優の吉沢亮が主演を務める10月10日スタートのドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の追加キャストとして、菊地凛子の出演が発表された。物語のカギを握る道知事役を演じる。

【写真】吉沢亮、涙をぬぐい命と向き合う 月9『PICU 小児集中治療室』ポスタービジュアル

 PICUとは小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。

 舞台は北海道。広大すぎるがゆえに搬送に長時間を要することもあり、刻一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な土地でもある。この物語は「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。

 菊地が演じるのは、ある少女の死をきっかけに、北海道にPICUを設立するべく尽力する北海道知事という役どころ。菊地は月9ドラマ初出演となり、フジテレビの連続ドラマには『LIAR GAME Season2』(2009~2010年)以来12年ぶりの出演となる。

 菊地演じる、北海道知事の鮫島立希(さめじま・たつき)は、38歳の若さにして抜群の行動力と率先力で北海道を住みやすい街にするため尽力。3年前に北海道で起きたある少女の死をきっかけに、「もう二度とこのような悲劇が起きないように」とPICUの必要性を問い続けてきた。東京にいる小児科医・植野(安田顕)に直談判し、植野が提示した“ある1つの条件”をのんで何とか計画はスタート。3年にわたる準備期間を経て、ようやく丘珠病院にPICUが設立されるが、そこは圧倒的な人材不足で患者を受け入れる体制ではなかった。求人しても全く集まらないのには、道内の他の病院が丘珠病院のPICU設立に猛反発していることが原因だという。それは、かつて植野が提示した“ある1つの条件”が引き金になっているようで…。

 3年越しの夢が実現してもなお、PICUにはまだまだ課題が山積。それでも鮫島の信念は揺らぐことなく、「北海道は素晴らしい場所です。だから、ここに住んでいる子どもが、北海道が広いから、札幌が遠いから、そんな理由で命を落とすことがあってはならないことなんです」と訴える。

 菊地は「月9に出演できるなんてうれし過ぎです!! キラキラなキャストの皆さんと、楽しいクルーの皆さんと、大好きな北海道を舞台に、撮影が出来るなんて、感謝でいっぱいです! 頑張ります!!」と意気込みを。

 台本を読み、「子供は全てにおいて希望だと思いました。その命を守りたいと奮闘する中で、なかなか思うようにいかない長い道のりの戦いに、完全に心を持っていかれました。なんと意義のある作品なんだろうと!! 私も頑張りたい!と強く思いました」と感想を述べた。そして、「どうしましょう…私も放送が楽しみです!! とっても温かいエネルギーの皆さんと作っております。多くの人に、この作品の思いが届くといいいなと思っています」とメッセージを寄せている。

 プロデュース・金城綾香(フジテレビドラマ・映画制作センター)は、「鮫島は心に熱い思いを抱いている知事です。なんとか北海道の小児医療を変えようともがいて、自ら行動を起こします。菊地さんが演じてくださったことで、私が想像していたよりもずっとずっとチャーミングで温かく、血の通った女性になりました。菊地さんご本人のお人柄がこの役を豊かなものにしてくださったのだと思います」とコメント。「鮫島は強さやスマートさがありながらも、いろんなものと戦っていて、時にのぞかせる彼女の本心が現れる表情に、人間らしさが垣間見える人です。鮫島と主人公の邂逅(かいこう)も、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と話している。

 ドラマ『PICU 小児集中治療室』は、フジテレビ系にて10月10日より毎週月曜21時放送(初回30分拡大)。

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