森達也初の劇映画監督作品『福田村事件』、永山瑛太&東出昌大ら共演キャスト発表
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森達也監督が自身初となる劇映画監督に挑んだ『福田村事件(仮題)』のキャスト第2弾として、永山瑛太、東出昌大らの出演が発表された。
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本作は、日常に潜むグレーゾーンに光を当ててきた森達也監督が初めて挑んだ劇映画だ。題材は、1923年9月1日に発生した関東大震災、その発災から5日後、千葉県福田村で起こった実際の虐殺事件。地震後の混乱の中、行商団9人はなぜ殺されたのか、村人たちはなぜ彼らを殺したのか。
荒井晴彦が企画し、脚本は佐伯俊道、井上淳一、荒井の3名が担当。関東大震災時に各地で起きた「朝鮮人虐殺」、そして朝鮮人に限らず“善良な人々”が虐殺された日本の負の歴史をつまびらかにする。
新たに発表されたのは、先日情報解禁された主演の井浦新、田中麗奈と並び個性あふれる共演キャストたち。2002年に『青い春』でスクリーンデビュー以降、数々の映画、ドラマに出演した永山瑛太。そして2012年『霧島、部活やめるってよ』にて俳優デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した東出昌大。音楽ユニット・水曜日のカンパネラの初代ボーカルであり、俳優としても活動するコムアイ。
そして『愛なのに』の好演が話題を呼び、来年配信予定のハリウッドドラマ『SHOGUN(原題)』のメインキャストに抜擢された向里祐香。『ケンとカズ』で第31回高崎映画祭で最優秀新進俳優賞を受賞したカトウシンスケ。さらに松浦祐也、木竜麻生、杉田雷麟、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明ほか、培ってきた畑も世代もことなる多種多様な面々が名を連ねる。
映画『福田村事件(仮題)』は2023年公開。