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窪塚洋介、18年ぶりに邦画長編映画単独主演! 映画『Sin Clock』、来年2月公開

映画

 俳優の窪塚洋介が主演する映画『Sin Clock(シンクロック)』が、2023年2月10日より全国公開されることが決まった。窪塚にとって18年ぶりの邦画長編映画単独主演作となる。併せて、ティザービジュアル10点が公開された。

【写真】本作を象徴する要素を特徴的に配置した、映画『Sin Clock』ティザービジュアル

 本作は、最低の人生を生きる男たちが、思いもよらぬ偶然の連鎖に導かれ、たった一晩の人生逆転計画へ挑むさまをスリリングに描くサスペンス・ノワール。“Sin Clock(罪なる時計)”が象徴する綿密な犯罪計画と、“シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)”が絡み合う鮮やかなストーリーテリング。主人公たちを待ち受ける想定外の“罪深き”結末。たった一晩で、最低の人生は最高の人生に変えられるのか―。

 『同じ月を見ている』(2005)以来、本作が邦画では18年ぶりの長編映画単独主演作となる窪塚は、理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りをため込むタクシードライバー・高木役を演じ、「自信をもってお見せできるオリジナル作品になった」と語る。

 これまでドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や映画『ピンポン』、『沈黙 -サイレンス-』など数々のアイコニックな作品で強烈な印象を残してきた窪塚は、本作で“持たざる男”の静かな悲哀を巧みに表現。崩れた色気が匂い立つ独特のたたずまいと圧倒的な存在感を放つ。

 監督・脚本を務めるのは、ヒューストン国際映画祭短編部門ゴールド賞を受賞した『japing』、ニース国際映画祭で新人監督賞受賞に輝いた長編第1作『唾と蜜』など、国内外で高い評価を得る新鋭・牧賢治監督。

 自身によるオリジナル脚本での商業映画デビュー作となる本作では、「痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました」と語るように、先読みのできないプロット展開やコンゲーム要素など、さまざまな映画的魅力あふれる作品世界を構築した。

 本作を象徴する要素を特徴的に配置した計10点のティザービジュアルも解禁。それぞれ異なるデザインの中で共通しているのは、“この偶然は、敵か味方か。”との印象的なキャッチコピー。情報量を削ぎ落とした謎多きビジュアル要素と相まって、先読みのできない作品世界への興味をかき立てる内容となっている。

 裏路地をそぞろ歩く「3人の男」たち。「3時33分」を指したまま捨てられた腕時計。「ある法則」にのっとって種子が配列される「ひまわり」。意味深に曇天を飛ぶ「飛行機」。闇夜に整然と並ぶ「3台のタクシー」と、車列を見つめる「謎めいた男」の後ろ姿…。タバコをくゆらしながら遠くを見つめる、窪塚演じる主人公・高木の視線の先にはいったい何が待ち受けているのか?

 映画『Sin Clock』は、2023年2月10日より全国公開。

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