「FIFAワールドカップ カタール2022」日本代表メンバー26名発表 森保一監督「ベストなメンバー」と自信!
「FIFAワールドカップ カタール2022」のSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー発表記者会見が1日に都内で開催され、日本代表の森保一監督、日本サッカー協会会長・田嶋幸三、技術委員長・反町康治が出席。代表26名を選出した森保監督は「非常に難しい選択だったが、今回のワールドカップに臨むベストなメンバー」と力強く語った。
【写真】「FIFAワールドカップ カタール2022」SAMURAI BLUE(日本代表)監督の森保一
最終的には「今朝決めました」と語った森保監督。最初にゴールキーパーの川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエル、その後フィールドプレーヤーとして長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹、谷口彰悟、柴崎岳、遠藤航、伊東純也、山根視来、浅野拓磨、南野拓実、守田英正、鎌田大地、板倉滉、中山雄太、相馬勇紀、三笘薫、前田大然、堂安律、上田綺世、田中碧、冨安健洋、伊藤洋輝、久保建英の26名を発表する。
メンバーを公表すると森保監督は「発表したいまでも、難しい選択だったなと思っていますが、今回のワールドカップに臨むベストな選択をしたと自信を持っています」と強い視線で前を向く。そして「このメンバーのなかに入ってもおかしくない選手もたくさんいました。その選手たちのことを思うと複雑な心境です。そんな選手たちの思いを持って、カタールの地で、全力で戦いたいと思います」と意気込んだ。
選手の選考基準については「これまでの活動、いまの選手の置かれている状況、ワールドカップでの戦いを見越して総合的に考えてベストと思ったメンバーを選考しました。選手としてのストロングポイントとチームとしての組織力のなかで、その個の力を生かせるか」と語った森保監督。
また、惜しくも選考から漏れてしまった大迫勇也、原口元気、古橋亨梧選手について森保監督は「許されるなら一緒にカタールで戦いたかった選手」と苦しい選択だったことを明かす。FW、MFのなかで、前回ロシア大会のピッチに立ったのは柴崎のみ。「攻撃陣にワールドカップ経験者がいなくなるのはどうか…という議論は当然上がった」と“経験”というファクターの重要性は認識していたというが「経験がない選手がワールドカップで活躍したいという野心をもって臨むことに期待した」と語った。
森保監督と言えば、選手として1994年の“ドーハの悲劇”を経験している。しかし、森保監督は「ドーハは私にとってワールドカップの夢を打ち砕かれた場所ですが、リベンジという気持ちはないです。監督として、素晴らしい選手、スタッフ、サポーターと共に、悲劇を歓喜に変えられるよう、残された時間で最善の準備をしたい」と話す。
最後は「日頃から応援してくださるサポーターの皆様には感謝しています」と感謝の気持ちを語り、「ベスト8以上の目標をもって戦い抜きたいです」と飛躍を誓っていた。