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三浦友和、『クロサギ』座長・平野紫耀は「国宝級の純粋さ」

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『クロサギ』に出演する三浦友和
『クロサギ』に出演する三浦友和(C)TBS

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三浦友和

 King & Princeの平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ『クロサギ』(TBS系/毎週金曜22時)の第3話が、本日11月4日22時より放送。このたび、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役を務める三浦友和が、平野の印象や役作りなどについて語るインタビューが到着した。

【写真】甘味処『かつら』の店主でありながら、詐欺業界のフィクサーという裏の顔を持つ桂木

 本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎(平野)が“詐欺師をだます詐欺師=クロサギ”となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。

 主人公・黒崎高志郎を平野、ヒロイン・吉川氷柱を黒島結菜、そして詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和が演じる。2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が食らいついていく。

 三浦は、自身が演じる桂木敏夫について「桂木は甘味処『かつら』の店主でありながら、詐欺業界のフィクサーという裏の顔を持っています。世の中的にいったら悪い人なのでしょうが、普段は商店会長として地域の人たちとも積極的に交流しているんですよね」と説明し、「だから表と顔と裏の顔を極端に出すのではなく、ふとした瞬間に“裏”が垣間見える方がいいかなと思い、試行錯誤しながら演じています」と語る。

 桂木と黒崎の関係性については「非常に複雑で難しいです。黒崎を“クロサギ”として育て上げた師匠のような存在でもありながら、黒崎の家族を破滅させた詐欺の設計図を売ったのは桂木で、黒崎もそれを知っている。だから親子のような師弟関係に見えることもあれば、全くそう見えないときもあって。そんな不可解なところもある黒崎と桂木の関係性は、物語の肝になってくると思います」と解説。そして「2人の間にはまだまだ謎がありますし、桂木が黒崎にシロサギを退治させているのにも裏の事情があるので、今後の展開にご注目いただきたいです」と呼びかける。

 黒崎を演じる平野の撮影現場での印象を聞かれると「平野くんとは緊張感のあるシーンが多いので、現場ではあまり和気あいあいとはできないところがあります。ただ、普段の彼は国宝級の純粋さですね(笑)。一方でお芝居では集中力があって熱心で、素晴らしいなと思っています」と称賛。

 また、甘味処の店主を演じるにあたり、どのように役作りをしたのか問われると「プロの方の元で少しだけ勉強させていただきました」と明かし、「和菓子作りは奥が深いですね。小豆のすくい方ひとつとっても、とても大変だということを実感しました。普段ホットケーキを焼いたりはするのですが、それよりも小さいどら焼きは焼くのがとても難しいんです。型もなく、鉄板の上で全て同じ形に焼いていくプロの方の技はすごいなと思いました」と振り返る。

 そして最後は、視聴者に向けて「クロサギがシロサギをやっつけるという1話完結の痛快さがありながら、各登場人物の人間模様もしっかりと描かれていきます。奥深いドラマになっていますので、ぜひご覧ください」とメッセージを送った。

 金曜ドラマ『クロサギ』はTBS系にて毎週金曜22時放送。

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