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『エルピス』第3話 “恵那”長澤まさみ、12年前の事件に関わった刑事に取材を敢行

ドラマ

ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』第3話より
ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』第3話より(C)カンテレ

 女優の長澤まさみが主演を務め、俳優の眞栄田郷敦、鈴木亮平が共演するドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』の第3話が7日の今夜放送される。

【写真】編集室にやってきた斎藤(鈴木亮平)『エルピス―希望、あるいは災い―』第3話場面カット

 連続テレビ小説『カーネーション』(2011年/NHK)の渡辺あやによるオリジナル脚本となる本作は、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく。

■第3話あらすじ

 恵那は、一刻も早く松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を証明しなければと焦りを募らせる。そんななか、弁護士の木村(六角精児)から新聞記者の笹岡まゆみ(池津祥子)を紹介された恵那と拓朗(眞栄田)は、新聞社が保有する当時の事件資料を手に入れることに成功。まゆみは政治部の記者だが、聞けば一連の殺人事件の現場となった八頭尾山に思い入れがあり、事件について個人的に調べたところ真犯人による犯行の可能性に行きついたという。

 強力な助っ人の登場に勢いづいた恵那は、早速、資料をもとに12年前に事件の捜査に関わった八飛署の刑事・平川勉を訪ねる。しかし平川は、すでに最高裁で判決が下されていることを理由に、「犯人は松本で間違いない」の一点張り。実際に取り調べを行った刑事にも話を聞こうとするが、すでに退職して所在は不明だった。

 ところが2週間後、拓朗が思わぬ方法で居場所を突き止め、恵那は松本の自供を引き出したとされる山下守元警部にインタビューを敢行。核心をつく質問に、どこか歯切れの悪い返答をする山下の様子を見て、恵那は当時の取り調べに、ある疑念を抱く。そして、撮影した映像を拓朗と編集していると、編集室のドア越しに、斎藤(鈴木)が中の様子をうかがっていた。

 ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時放送。

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