松嶋菜々子、大河ドラマ『どうする家康』で“於大の方”役 “家康”松本潤の母に
■役柄説明を読んで、また実際に演じてみた於大の方の印象
『どうする家康』出演への意気込みも含めてお願いいたします。母、華陽院の慈悲深さ聡明さを受け継いだ於大は安寧の世を夢見、世相を見て子育てをする逞しく力強い女性だったと思います。その於大という偉大なお方の役をいただけたこと、有り難く嬉しく思います。
■『利家とまつ~加賀百万石物語~』に出演した際の印象に残っていること
「利家とまつ」では、プロデューサーから、支え合う夫婦の物語を作りたいとお話しがありました。舞台は戦国時代ですが、戦乱の世の夫婦愛という視点がとても新鮮に感じたことを覚えています。お互いを支え合う夫婦関係、やりとりはユーモアもあり気持ちも入りやすく、台本にはまつの魅力が最大限に描かれていました。利家役の唐沢さんは、いつも明るく冗談を言いながら現場を盛り上げてくださいました。
■初出演となる古沢良太作品への印象や期待、『どうする家康』に関して楽しみにしていること
古沢さんの作品は初参加になります。これまで多くの話題作を書かれてきた古沢さんから於大を松嶋にと言っていただけたことはとても光栄でした。和気あいあいとした家族像がユーモアたっぷりに描かれているので、於大の役作りはとても楽しいです。ご期待に添えるようしっかりとお役目を務めて参りたいと思います。
■主演であり、息子役の徳川家康役・松本潤との過去の共演エピソードや、今回、大河で共演してみての感想、その他共演を楽しみにしているキャスト
松本潤さんとは何作目かの共演です。今までの関係は姉、上司、隣人、そして今回は母。更に素の松本くんと、様々な角度からで関わらせていただきました。それぞれに違う顔を見せてくれて、どの作品にも真摯に向き合い冷静に状況を見渡す姿にはいつも感心させられます。今回の作品でも共に成長できることを嬉しく思います。朝ドラ「なつぞら」でご一緒だった、音尾琢真さん、山田裕貴さんとはこんなにも早くお会い出来たので現場が楽しみです。