アレック・ボールドウィン、『Rust』銃担当者らスタッフ4名を訴える 汚名を晴らしたい
アレック・ボールドウィン主演のウエスタン映画『Rust(原題)』の撮影現場で起きた銃誤発射による死亡事故。汚名を晴らしたいと、アレックが撮影スタッフ3人と、銃弾を提供した男性を訴えた。
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この事故は、昨年10月、米ニューメキシコ州のボナンザ・クリーク牧場で撮影中だった『Rust(原題)』のリハーサル中に発生したもの。アレックの構えた銃が誤発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが負傷した。
今年10月に亡くなった撮影監督の遺族がアレックと和解に達したものの、アレックは他にも、記録係のマミー・ミッチェルや、照明技術責任者のサージ・スヴェトノイから訴えを起こされている。この度、アレックがこれに反訴し、撮影スタッフら4人を訴えたことがわかった。
Varietyによると、この度アレックが訴えたのは、武器担当のハンナ・リードと、彼に空砲だと言って銃を手渡した助監督のデヴィッド・ホールズ、小道具担当のサラ・ザッカリー、そして武器に関する助言を行うメンターとして撮影に参加していたセス・ケニーの4人。
アレックはこの4人が仕事を全うすると信頼していたにも関わらず、彼らが職務を怠ったためにハッチンズさんが亡くなったとコメント。その結果、彼が計り知れない悲しみを負い、心情的、肉体的、経済的に犠牲を払う事になったと述べているそうだ。
彼の弁護士は、「ボールドウィン氏はこの悲劇の加害者であると誤った見方をされてきた。この訴えにより、ボールドウィン氏は自身の汚名を晴らし、彼らの職務怠慢を訴えるつもりです」と記しているという。