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橋本環奈&上白石萌音主演、舞台『千と千尋の神隠し』 ジョン・ケアード監修の新バージョンで“初配信”決定!

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舞台『千と千尋の神隠し』より
舞台『千と千尋の神隠し』より

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 俳優の橋本環奈と上白石萌音がダブルキャストで主演を務め、今春から上演された舞台『千と千尋の神隠し』の帝国劇場公演映像が、翻案・演出を手掛けたジョン・ケアードと共同翻案を担当した今井麻緒子の監修による新バージョンで配信されることが決まった。橋本主演公演は完全な初配信、上白石主演公演は7月に配信したバージョンの再編集版の初配信となる。

【写真】橋本環奈が千尋役 舞台『千と千尋の神隠し』フォトギャラリー

 本公演は、宮崎駿監督による同名アニメ映画を初めて舞台化。少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルからやおよろずの神々の世界へ迷い込むところから物語が始まり、人間の世界に戻るためにさまざまな出会いを経て、生きる力を呼び覚ましながら奮闘する千尋の姿が描かれる。

 東宝創立90周年の今年3月に帝国劇場にて幕を開け、4月の大阪・梅田芸術劇場メインホール、5月福岡・博多座、6月北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru、6・7月名古屋・御園座と5大劇場計102回でいずれもチケット即日完売を達成し、公演中の5月には上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞した。

 翻案・演出を手掛けたのは、ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』オリジナル版の潤色・演出を担い、そのほか『ナイツ・テイル-騎士物語-』や『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード。

 そして、主人公・千尋役を、今回が初舞台となった橋本環奈と、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石萌音がダブルキャストで演じた。

 配信にあたり橋本は「私にとって初舞台となった今作は、役者として数々の財産や感慨を齎(もたら)してくれました。ジョンの演出の下、魅力に溢れた油屋の仲間たちとの日々は今振り返っても煌びやかで躍動感に満ちたまさに神隠しにあったような毎日でした。この度、舞台『千と千尋の神隠し』ジョンと麻緒子さんが編集を手掛ける映像作品が配信されます。観に来て下さった方も、観に来る事が叶わなかった方も油屋に足をお運び頂くつもりでご覧頂けたらなと思います。湯屋一同、お客様という八百万の神様方をお迎え致します!」とコメント。

 上白石は「この舞台と共にあった時間を想うと、未だに愛おしさで胸がいっぱいになります。私は出演者の身でありながら、お稽古や公演を観るたびに『目が足りない!』と思っていました。ジョンさんと麻緒子さんによる編集のもと、また新たな視点で作品をお楽しみいただけることが嬉しいです。舞台の上で、生身の人間が創り出すジブリの世界。是非、何度でも、千尋と一緒に迷い込んでください」とメッセージを寄せた。

 翻案・演出・映像監修のジョン・ケアードと共同翻案・映像監修の今井麻緒子は「宮﨑駿さんの素晴らしい映画を舞台化した時間は、豊かで喜びに満ちていました。親愛なる環奈と萌音を筆頭に、カンパニー一人一人の目を瞠る才能は、我々の創造力を掻き立ててくれて……映像監修の作業中、困難な稽古を皆で乗り越えたことが甦り、家族のようなカンパニーを再び身近に感じることができて感慨もひとしおでした。公演を続けることも劇場に足を運ぶことも簡単ではない今、舞台作品を映像で味わう機会があることを幸運に感じます。監修作業においては、生の舞台ならではの感触が薄れないよう注意を払いました。千尋が、カンパニーが、奮闘して成長する過程を肌で感じていただければ幸いです」としている。

 舞台『千と千尋の神隠し』は、11月16日からU‐NEXT、同19日からABEMA、Amazon Prime Videoほかにて配信。

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