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監督・是枝裕和×脚本・坂元裕二が夢のタッグ! 映画『怪物』、来年6月公開へ

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映画『怪物』場面写真
映画『怪物』場面写真(C)2023「怪物」製作委員会

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坂元裕二

 映画監督の是枝裕和と脚本家の坂元裕二が初タッグで贈るオリジナル映画『怪物』が、2023年6月2日より全国公開することが決定。2人からコメントが到着した。

【写真】映画『怪物』監督・是枝裕和

 『真実』(2019)ではフランス、『ベイビー・ブローカー』(2022)では韓国と、近年、世界中の映画人とタッグを組んできた是枝監督が、久々に日本で映画を制作。脚本を務めるのは、是枝監督が今最もリスペクトするという坂元裕二。坂元は、映画『花束みたいな恋をした』、数多くの連続ドラマの脚本を手がけ、数々の受賞歴を誇る。

 この日本屈指の映像作家とストーリーテラーのコラボレーションについて、是枝はかねてより坂元の手腕に羨望と畏敬の念を抱いておりファンだったことを明かす。「基本的には自分の映画は自分で脚本を書いて来ましたが、誰か脚本家と組むなら誰が?という質問には必ず『坂元裕二!』と即答してきました。それは、そんなことは自分のキャリアには起こらないだろうとどこかで諦めていたからです、きっと。夢が叶ってしまいました」とコメント。また坂元の素晴らしい脚本とちゃんと勝負しなくてはいけないと感じながら撮影に挑み、誰よりもこの作品の完成が待ち遠しいとコメントを寄せた。

 一方で坂元は、是枝作品の脚本を監督以外の人が書くことについて、無理に決まってると考えていたこと、是枝は憧れの存在のような人であり、嫉妬めいた思いの対象だったこと、その気持ちが少しずつ変化し、今回の映画作りに至ったことについて触れている。そして本作が「自分を好きになれない誰かへのエールになるといいなと思っています」とコメントした。

 互いにリスペクトしあいながらも、実現不可能と思ってきた夢のコラボレーションが結実した新作『怪物』。このたび、森の中を走る2人の子供たちのイノセントな場面写真が解禁。作品タイトル『怪物』とはいったい何か―この2人の子供たちがどのような物語を紡いでいくのか期待が高まる。

 映画『怪物』は2023年6月2日より全国公開。

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