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鞘師里保、パワーアップした歌唱力&パフォーマンスで魅了 2ndツアー開幕

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2ndツアー初日公演を開幕した鞘師里保
2ndツアー初日公演を開幕した鞘師里保

 元モーニング娘。の鞘師里保が、21日、東京・Zeep Hanedaで2ndツアー「RIHO SAYASHI 2nd LIVE TOUR 2022 UNISON」初日公演を開催した。

【写真】パワーアップした歌唱力&パフォーマンスで魅了 2ndツアー初日公演の模様

 今月16日に初めて全曲にわたって海外アーティストを制作陣に迎え入れた3rd EP『UNISON』をリリースした鞘師。本作では英語詞のリリックやラップにも初挑戦するなど進化を見せる。
 
 そんな彼女の2回目となるライブツアーがいよいよ初日を迎えた。オープニングでは、DJ UPPERCUTの「MO SICK」が終わると照明が暗転し、浮かび上がる⼀⼈のシルエット。「Merging Merging キミと没⼊したら⾃由になれたね」と会場に響いたのは、歌うことへの覚悟が込められた、まるで宣⾔のような力強い歌声。「過去の⾃分との融合して、さらに動いていく」という『UNISON』のコンセプトに最も直結している「MERGE」から幕を開ける。

 骨太な重低音と共にスタートした2曲目は3rdシングル収録の「WE THE ONES」。起伏に富んだ展開に加え、英語詞と日本語詞が縦横無尽に⾏き来。さらにドラムンベースのサビに乗った⼀糸乱れぬダンス。早くも疾走感がMAXとなり、初披露ながらクラップする振付では会場全体が⼀丸となって揺れた。初日とは思えない客席のノリに応えるように鞘師のボルテージも加速。冒頭から披露した新曲2曲の熱量から、鞘師のこの公演にかける熱量ががダイレクトに伝わる。
 
 ツアー初日、MC第⼀声は、緊張しながらも喜びを隠しきれない笑顔とともに「今日この日を⼼待ちにしていました。会えてうれしいです︕」。鞘師の声が会場中に響き渡ると、ツアーの始まりを心待ちにしていたファンから温かい拍手が。会場中をじっくり⾒渡しながら「誰のことも置いていきませんので、しっかりついてきてください」と嬉しそうに語る。
 
 その後は鞘師としては初披露のヘッドセットマイクでのパフォーマンス。「両⼿を使えるといつもの150倍の体力が必要になっちゃうので大変」と話したが、パワーアップした歌唱力とパフォーマンスに会場は大興奮と共に熱気に包まれた。
 
 その後、⼀転して静寂に包まれたステージに力強いアカペラではじまる『LAZER』。鞘師が初めて振り付けに挑戦したこの曲は、当時「踊るのと生み出すのは全然違って大変だった」と語っていたことが嘘のように、照明、ダンス、歌声全てが⼀体となって観客を魅了。

 アンコールでは、終始名残惜しさを残しながら笑顔で歌う鞘師。客席に向かって「踊りますよー︕」の掛け声で会場が⼀⻫にペンライトを振りだし、真っ赤なペンライトが鞘師のパフォーマンスと相まって全員が笑顔で初日公演は幕を閉じた。
 
 この後2ndツアーは名古屋、大阪、仙台、福岡、広島を経て、12月29に再び同所で公演を行い、千秋楽公演はTBSチャンネル1とSPOOXでの生中継も決定した。
 
■ RIHO SAYASHI 2nd LIVE TOUR 2022 UNISON
11月30日(水) 愛知・名古屋DIAMOND HALL
12月1日(木) 大阪・⼼斎橋BIGCAT
12月10日(土) 宮城・仙台PIT
12月17日(土) 福岡・Skala Espacio
12月18日(日) 広島・BLUELIVE HIROSHIMA ※昼・夜公演
12月29日(木) 東京・Zepp Haneda  ※昼・夜公演

■ 生中継︕ 鞘師里保 2nd LIVE TOUR 2022 UNISON
12⽉29⽇(木)CS放送・TBSチャンネル1/SPOOX

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