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『デスノート THE MUSICAL』10周年に新キャストで上演 加藤清史郎&渡邉蒼が月、鞘師里保が海砂、浦井健治がリュークに

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『デスノート THE MUSICAL』ビジュアル
『デスノート THE MUSICAL』ビジュアル

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加藤清史郎

渡邉蒼

三浦宏規

鞘師里保

濱田めぐみ

浦井健治

今井清隆

 日本発のオリジナルミュージカルとして2015年に初演されて以来、世界中を魅了し続けている『デスノート THE MUSICAL』。初演から10周年という記念すべき今年、新キャストを迎えて上演されることが決定。11月に東京建物 Brillia HALLにて開幕し、その後ツアー公演を行う予定だ。

【動画】初演で月を演じた浦井健治が死神リュークに! 『デスノート THE MUSICAL』11月上演決定告知映像

 死神がノートを落とし、人間が神を名乗ったあの物語―原作のスリリングな物語を、世界的作曲家 フランク・ワイルドホーンによる魂を揺さぶる音楽と、演出家 栗山民也の緻密かつ大胆な演出によって舞台上に昇華させた『デスノート THE MUSICAL』。その10年の集大成であり、さらなる伝説の幕を開ける。

 2003年12月から2006年5月まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、映画やドラマ、アニメなど幅広いメディア展開を遂げてきた人気漫画『DEATH NOTE』。そのミュージカル版となる本作は、2015年に日本で世界初演が開幕するや瞬く間に観客を虜にし、その後、17年、20年に上演され、さらには、日本での世界初演と同年の15年から、韓国でも韓国キャストによる上演を開始。

 その後、17年、22年、23年と再演を重ねている。韓国でも全日程即完売という快挙を成し遂げ、22年には年間ベストミュージカル作品賞を受賞、23年には4ヵ月間に渡るロングラン公演を成功させた。また、23年にはロンドンにてコンサートバージョンが上演され、全公演完売の賑わいを見せた。立ち上げから10年、海外でも高い評価を受け、今や世界中から注目を浴びる大ヒットミュージカルである。

 音楽は、『ジキル&ハイド』『ボニー&クライド』などのブロードウェイ作品のみならず世界的に活躍し、世界各国で新作の創作を熱望され続けているフランク・ワイルドホーン。演出は、ミュージカル『スリル・ミー』なども手掛け、数々の演劇賞を受賞してきた日本を代表する演出家・栗山民也。ロック調の中毒性のある音楽と人間の深層心理までをも極限まで具現化させる演出により、瞬く間に観る人の心をつかみ、物語の結末へと導いていく。

 この10周年という記念すべき公演に集結する魅力的なキャスト陣には、主人公・夜神月役のダブルキャストに、加藤清史郎と舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッターの息子・アルバス・ポッター役として出演する渡邉蒼。普通の高校生がデスノートを拾った時、その力に自らの“正義”を重ねる。犯罪なき世界をつくるためならば、命さえ裁く。その選択は狂気か、神の理か。力を得た少年の正義は、信念か、暴走か。今の彼らが放つ観客の心に突き付ける演技に期待が高まる。

 L役に挑むのは、三浦宏規。静けさの奥に狂気を秘め、論理で世界を見据える天才探偵であるL。人間離れした思考と姿勢、感情の奥底にある孤独。Lという存在の複雑さを、彼は全身で“体現”する。夜神月の“正義”に対峙するのは、Lの“信念”。静かなる戦火は、やがて観る者すべてを巻き込む心理戦へと突入する。

 大人気アイドル・弥海砂役には、自身もアイドルとして活躍しグループ卒業後もその才能をさらに開花させてきた鞘師里保が“死神”と“人間”の狭間に生きる強い意志を持った女性を演じる。

 月の妹・夜神粧裕を演じるのは、2018年のホリプロ・スカウト・キャラバンで選出されたメンバーから結成されたHUNNY BEEとして音楽活動も掛け持つリコ。グループでの活動のみならず、舞台『鬼滅の刃』やミュージカル『ジェイミー』への出演でも注目される実力派として、粧裕という役柄に新たな色を加える。

 月の父親であり、キラの正体を突き止めていく警視庁刑事長である夜神総一郎役には、2020年より続投となる今井清隆。その演技には、月への深い愛情と同時に、「キラを捕まえる」という使命感が絶え間ない緊張感を生み出し、親子の心のぶつかり合いが観客に深い衝撃を与える。

 そして、10周年という記念すべきアニバーサリーイヤーに、かつての“月”が“リューク”となって舞い戻る。2015年、17年に夜神月役を演じ、圧倒的な存在感と繊細な演技で観客を魅了した浦井健治が、今回は物語を動かす存在である死神リューク役として登場する。

 あの“月”が、今度は観察者であり狂言回しでもある死神リュークをどう演じるのか。これはまさに、『デスノート THE MUSICAL』史上における最大級のサプライズであり、10周年を彩るにふさわしい異例のキャスティング。人間界の混沌と欲望を見下ろしながら、どこか楽しげにたゆたう“死神”という存在に、浦井がどんな生命を吹き込むのか。

 そして、あの死神レムが、8年の時を経て帰ってくる。死神でありながら、ただ一人、人間・弥海砂への“愛”を知った存在。その複雑で切なく、美しい魂を体現し、観客の涙を誘ってきた濱田めぐみが、2025年版で再びレム役として舞台に降臨。

 15年の誕生時からこの作品の進化を見守り、支えてきた彼女のレムは、まさに本ミュージカルの心の核。その存在感、声、佇まい、死神でありながらも、人間の情を知ってしまったレムの苦悩と深い愛情を、濱田めぐみは圧倒的な表現力で描き出す。8年の年月を経て、より成熟し、さらに深まった濱田レムが、弥海砂を守るために命を賭すその姿を、観客にどう投げかけられるか。浦井、濱田という作品の軌跡と進化を知る唯一無二の存在が、“奇跡の再臨”を果たす。

 チケットの最速抽選先行はホリプロステージにて7月開始予定。

 『デスノート THE MUSICAL』は、東京建物 Brillia HALLにて11月上演。

 キャストのコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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『デスノート THE MUSICAL』11月上演決定告知映像

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