マーゴット・ロビー版『パイレーツ・オブ・カリビアン』は完全にボツではないことが発覚
マーゴット・ロビー主演で進められていた女性版の『パイレーツ・オブ・カリビアン』。ボツになったと報じられたが、完全に消えたわけではないようだ。
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Varietyによると、同シリーズを手掛けてきたジェリー・ブラッカイマーが、「『パイレーツ』シリーズについて、2つの異なる物語が進行していたが、片方が先に進んだため、実現するべく取り組んでいるだけだ」とコメント。「いずれ時が来たら、もう一つの企画も進行すると思う」と述べたという。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは、ディズニーランドのアトラクションを元に、ジョニー・デップ主演で映画化したアドベンチャー映画シリーズ。全5作公開され、全世界で約30億7000万ドルの興行収入を記録した。
マーゴットが主演する女性版『パイレーツ・オブ・カリビアン』の企画が明らかになったのは、2020年夏。これまでシリーズを手掛けてきたブラッカイマーが参加し、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のクリスティーナ・ホドソンが脚本を担当すると発表。また、「パイレーツ」シリーズの脚本を手掛けてきたテッド・エリオットと、ドラマ『チェルノブイリ』のクレイグ・メイジンが手掛けるリブート作品も同時進行していると報じられていた。
しかし先月、マーゴット・ロビーがVanity Fairのインタビューで、この企画がボツになったことを示唆。「私たちにはアイデアがあって、何年も前から企画していました。女性により焦点を当てた物語で、完全に女性が主役というわけではありませんが、これまでとは少し異なるストーリーでした。すごくクールな作品になると思っていましたが、どうやら彼ら(ディズニー)はやりたくなかったみたいです」と明かしていた。