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実力派漫才師にチャンス! 結成16年以上のコンビが競う賞レース『THE SECOND』開催決定 司会は東野幸治

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<コメント全文>

■『THE SECOND~漫才トーナメント~』(仮)決勝トーナメント司会・東野幸治

――今大会の開催を、最初にお聞きになったとき、どんなふうに思われましたか?

「まず率直に思ったのは、“イヤな大会が始まったな”と思う芸人がたくさんいるやろうなと(笑)。これまでずっと“『M‐1(グランプリ)』優勝”を目標に頑張ってきて、でも残念ながら優勝できずに15年が過ぎてしまった、という漫才師は世の中にたくさんいるわけですけど、ほとんどの皆さんが、自分なりに気持ちに整理をつけて、『M‐1』を卒業されてると思うんですね。“これからはゆっくり自分たちのペースで漫才ができるな”とか、きっとそんなふうに考えてたと思うんですよ。そんな人たちにとって、こういう賞レースが新しく始まるっていうのは、きっとイヤなニュースなんやろなぁ、と(笑)」

――東野さんとしては、どんな漫才師の方々に挑戦してほしい?

「だから、決して“イヤな大会”とは思わないでいただきたいんですよね。過去に『M‐1』で思うような結果を残せなかった人とか、“こんなはずじゃなかった”と思って今もくすぶってるような人がいたら、この大会を“利用”してもらいたいんです。若い頃に一生懸命やっていたような、キラキラした漫才を、ぜひもう一度見せていただけたら、うれしいですね。“俺たち、ずっとキラキラしてるわ!”って言われたら、それはもう謝るしかないんですけど(笑)」

――結成16年以上の漫才師の方々へ、東野さんからエールをお贈りください。

「実を言うと、僕は今までずっと、大掛かりなお笑いの賞レースには絶対に関わらないようにしようと決めてたんです。芸人の人生を左右するような場所には立ったらあかん、というのを座右の銘にしてたんで(笑)。でも今回、大会の主旨も含めてきちんと考えた上で、司会を務めさせていただくことになりました。ですから、これから出場を考えている漫才師の皆さんに一番言いたいのは、“とにかく邪魔はしないから、安心してください”と(笑)。生放送当日も、皆さんのネタの邪魔にならないように、ただただ台本通り、進行に徹するつもりなので。なんなら僕のこと、フジテレビのアナウンサーやと思ってもらって大丈夫です(笑)。もしスベる人がおっても、僕は気付かないふりしますし(笑)。“今、スベってたんとちゃう?”とか、口が裂けても言いませんから(笑)」

――では最後に、今大会を楽しみにしているお笑いファンの方々に向けて、メッセージをお願いします。

「フジテレビにも演芸の番組はたくさんありますけど、今回は普通のネタ番組ではなく、いろんな人たちの、いろんな想いが詰まった、熱い番組になると思います。とはいえ、見てくださる人には、とにかく楽しんでいただきたいなと。“誰が優勝するんだ?”とか、みんなでワイワイ言いながら見られるような、楽しい番組にしたいですね」

■石川綾一(チーフプロデューサー)

「バラエティー制作の世界に入ったのは、大学を卒業した1998年、大阪。右も左もわからなかった私が、山あり谷ありの制作人生を今日まで続けてこられたのは、側(そば)に寄り添ってくださった数多(あまた)の芸人さんのおかげです。共に喜び、時に怒られ、番組の打ち切りに哀しみに暮れたことも…、今となっては全てが楽しい思い出です。制作人生25年分の感謝を込めて、最高のステージを準備すべく、『THE SECOND ~漫才トーナメント~』に全力で取り組みます!」

■日置祐貴(総合演出)

「東野さんと同じく、私も他人の人生を左右することに真っ向から向き合うのは、極力したくないと思っていました。しかし今回このお話をいただいたときに感じたのは、人生を変えるのではなく、ベテラン漫才師さんの人生に新たな彩りを与えるお手伝いができたらいいなということです。技術と経験に裏打ちされた、いぶし銀の漫才師さんの輝きを、全力で全国の視聴者の皆様にお届けしたいという所存です」

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