黒羽麻璃央×穂志もえか『生きててごめんなさい』予告編解禁　共演・松井玲奈らのコメント到着

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公開日：2023/1/7 12:00

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【動画】黒羽麻璃央×穂志もえか『生きててごめんなさい』予告編

　本作は、『余命10年』『新聞記者』の藤井道人が企画・プロデュースを務め、現代の日本の若者たちが抱える病みをテーマに描く物語。綾野剛主演ドラマ『アバランチ』で藤井と共に演出を担当した山口健人がメガホンをとった。

　主演は、さまざまなドラマや映画に出演し、人気ミュージカル『刀剣乱舞』のメインキャラクター・三日月宗近役を務めた黒羽麻璃央。本作ではこれまでの華やかな役とは異なる、一癖ある難役に挑戦している。ヒロインは、今泉力也監督作『街の上で』などに出演し、主要キャストで出演したアメリカのテレビシリーズ『SHOGUN』の放送も控える穂志もえか。

　出版社の編集部で働く園田修一（黒羽）は、日々の仕事に追われ、小説家になるという夢を諦めかけていた。修一と同棲生活を送る清川莉奈（穂志）は何をやっても上手くいかず、アルバイトをクビになり、家で過ごすことが多かった。

　ある日、修一は高校の先輩の相澤今日子（松井玲奈）と再会し、彼女が勤務する大手出版社の新人賞にエントリーすることに。その一方、自身の出版社でも売れっ子コメンテーターの西川洋一（安井順平）を担当することになるが、西川の編集担当に原稿をすべて書かせるやり方に困惑。全く小説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。

　そんな中、莉奈はふとしたきっかけで西川の目にとまり、修一とともに編集部で働くことに。西川や社員たちが莉奈をちやほやする光景に修一は嫉妬心を募らせ、莉奈に対する態度が冷たくなっていく。

　予告編は、“特別になりたい彼と、普通になりたい彼女。”という言葉と共に、修一と莉奈のままならない日常が映し出されるところから始まる。続いて修一が高校の先輩・相澤今日子から新人賞へのエントリーを勧められる姿や、修一の編集部で莉奈が働くことになり、いら立つ修一と莉奈が衝突する場面などが展開していく。最後は「普通とか、ダメとか誰が決めたんですかね。生きてればそれでいいじゃないですか」という印象的なセリフに続き、修一と莉奈が寄り添うシーン、修一の後ろ姿で幕を閉じる。

　場面写真は、修一と莉奈のさまざまな表情や、修一の先輩・今日子を切り取ったもの。

　また今回、共演キャストからのコメントも到着。相澤今日子役の松井玲奈は「人生はいつも最良の日ではないけれど、その中にあるひとつの光を目指して、人はもがきながら脚を前に進めるのかもしれない、そう感じられる作品になっています。心のぶつかりをぜひ劇場でご覧いただけると嬉しいです」とコメント。

　西川洋一役の安井順平は「この映画は現実社会に生きづらさを感じている男女の、自立と再生の物語です。そしてそれは私たちの物語でもあるのです」。莉奈のバイト先のカップル・有栖川麻里亜役の八木アリサは「帰り道にはこのネガティブなタイトルとは違った、少しポジティブな感情や救いを持って帰ってもらえると嬉しいです」。同じくカップル・神宮寺葵役の飯島寛騎は「本編で描かれている生きにくい現代に立ち向かって行く若者達の姿はどこかもどかしくリアリティーがあり、見た後には自分たちも勇気付けられるような、そんな魅力がこの『生きててごめんなさい』にはあります」と、それぞれ語っている。

　映画『生きててごめんなさい』は、2月3日よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開。

※共演キャストコメント全文は以下の通り。