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戸田恵梨香「多くの人に届けるためには本音じゃないと意味がない」 初トークエッセイイベントに登場

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戸田恵梨香がトークエッセイ集『彼女』の発売を記念し、自身初のオンライントークイベントに登場

戸田恵梨香がトークエッセイ集『彼女』の発売を記念し、自身初のオンライントークイベントに登場 イベント写真= 撮影:本多晃子

 女優の戸田恵梨香が、15日に自身初のオンライントークイベントを開催した。自身初のトークエッセイ集『彼女』の発売を記念したもので、視聴者との距離が少しでも近く感じられる場にと、戸田自らが進行役を担当。撮影の裏話や、寄せられた質問への回答などを行った。

【写真】戸田恵梨香、自身初のトークイベントに笑顔で登場

 冒頭では、本書の写真を撮影したスタッフ(いつもは戸田のヘアメイクを担当)とのエピソードトークを展開。エッセイ集の表紙になった後ろ姿の写真が撮れた際、戸田は「この本の方向性が見えた!」と感じたと言う。

 「戸田さんはすっぴんが1番綺麗だと思っているので、出来るだけ自然な姿を撮りたいと思っていた」という言葉通り、撮影はリラックスした環境で行われ、リラックスし過ぎて全ボツになったシチュエーションもあったと笑う。

 続いてはインタビューを担当したスタッフが登場し、「印象に残っているのは深夜に沖縄から送られてきた直筆の文章」と発言。戸田が沖縄で宿泊ホテルのメモ帳10枚に書き綴った内容があまりに衝撃的だった上、「捨てようかと思っている」と知り慌てて止めたというエピソードも(※直筆の文章は『彼女』に収録)。それを受け戸田は、「あの時は携帯にメモをするとかではなく書かずにはいられなかった」と語り、“自分の気持ちを書く”こと自体も10年以上振りだったと振り返る。

 スタッフとの裏話トークのあとは、寄せられたメッセージや質問へ答えるコーナーに。時々出る関西弁への指摘には、「身近な人と話す時はかなり関西弁です」と回答。

 「20代のうちにやっておいたほうがいいことを教えてほしい」とのメッセージには、「私はこれがやりたいという想いがあまり出ない人だけど、ひとつだけ言えるのは、今やりたいと思ったことはやったほうがいい。映画もこれが観たいと思った時に観た感想と、そうでもない時に観た感想ではまるで違ってきます。やりたいと思うことは今の自分にとって必要な心躍ることなのだから、諦めずにやってほしいです」とエールを送った。

 そして、生配信ならではのチャットに寄せられた質問に答える時間へ。「かなり本音に近いことを話して本となることに抵抗は感じませんでしたか?」というメッセージには「本音じゃないと伝わらないでしょう? 多くの人に届けるためには本音じゃないと意味がないと思った」、「長期休暇があったら?」には「海外旅行へ行きたい」と返答。その後もQ&Aは続き、あっという間に終わりの挨拶へ。

 トークイベントの途中、友人が『彼女』を読んで序章から泣いたというエピソードなどを用い、「この本が自分の想像をはるかに超えて、誰かの大切な1冊になっていることに驚いた」と語った戸田。その続きを語るかのように最後は、「みんなにとってこの本が救いになったらいいなと思うし、迷った時には同じように迷っている人がいると感じてもらえれば。ひとりじゃないって思ってほしいです。だから、何か不安になったらこの本と私を思い出してくれたらいいなと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

 戸田恵梨香トークエッセイ『彼女』は、ワニブックスより発売中。

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