『眺めのいい部屋』ジュリアン・サンズがカリフォルニアの山で行方不明
映画『眺めのいい部屋』や『ワーロック』等に出演するイギリス出身の俳優ジュリアン・サンズが、カリフォルニアの山で行方不明になっていることがわかった。
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Varietyによると、ジュリアンは米カリフォルニア州ロサンゼルスからおよそ80km北方にあるサン・ガブリエル山脈のバルディ・ボウルをトレッキングしていたところ、現地時間1月13日19時半頃に行方が分からなくなったという。
サン・バーナディーノ郡保安官事務所の発表では、行方不明の連絡を受け捜査を行っていたが、24時間後の14日に、雪崩のリスクと登山道のコンディションが悪化したことから、捜査の中断を余儀なくされたそうだ。15日にマウント・バルディ付近でジュリアンのiPhoneのpingがキャッチされたが、これ以降は発見できておらず、サービス圏外にあるか、電源が切れたのではないかとみられている。
ジュリアンは『眺めのいい部屋』などに出演し、英国美青年ブームを牽引した一人。熱心な登山家としても知られ、2020年のThrive Globalのインタビューで、「登山を愛し、アルプスやアンデス、アラスカ、アメリカの山岳で多くの時間を過ごしてきた」と語っていたという。
当局は、捜査の中断後も、ヘリコプターやドローンを使って断続的に捜査を行っており、天候の改善を待って地上からの捜査も再開するとしている。現地はこのところ吹雪など悪天候が続いており、当局はハイカーたちにこのエリアに立ち入らないよう注意していたそうだ。