マリリン・マンソン、当時未成年の女性から性的暴行で訴えられる
女優のエヴァン・レイチェル・ウッドらから性的虐待を告発されていたマリリン・マンソンが、新たに別の女性から性的暴行で訴訟を起こされた。彼女は当時、16歳だったという。
【写真】マリリン・マンソンからの虐待を告発したエスメ・ビアンコ
Deadlineによると、ジェーン・ドーという女性が、ニューヨークの裁判所で起こしたもので、マリリン・マンソン(本名ブライアン・ワーナー)に加え、彼の行為を知っていたとし、ミュージックレーベルのInterscope Music PublishingとNothing Recordsも訴えた。
訴訟によると、彼女は複数回にわたり彼から性的虐待と暴行、懐柔を受けたと訴え、一番初めに受けたときは16歳だったという。彼女はこの時撮影された写真を拡散されたほか、誰かに話せば彼女と家族を殺すと脅された。この恐怖から初めてドラッグに手を染め、依存症になったという。記事では、訴訟の内容として、彼女の経験が事細かく綴られている。
「ブライアン・ワーナーの性的虐待及び暴行、そして被告のInterscopeとNothing Recordsの関与によって、原告は羞恥心や罪悪感、経済的、感情的損失など、感情的及び身体的、精神的な苦痛を味わいました」と訴えているそうだ。
なおマリリン・マンソンは2021年2月に女優のエヴァン・レイチェル・ウッドが懐柔、虐待、洗脳を告発したことをきっかけに、複数の女性から訴訟を起こされている。これを受け、所属する音楽レーベルやタレントエージェントが契約打ち切りを発表した。『ゲーム・オブ・スローンズ』などに出演するエスメ・ビアンコが起こした訴訟では、つい先日和解が成立したばかりだった。