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生きる力を届ける! 桜庭ななみ出演映画『有り、触れた、未来』予告編解禁

映画

 桜庭ななみが出演する映画『有り、触れた、未来』より、予告編が解禁された。

【動画】『有り、触れた、未来』予告編が公開

 本作の監督・脚本は『グッモーエビアン!』『九月の恋と出会うまで』などで知られる山本透。「コロナ禍の閉塞的な社会で、自殺者や不登校児童が増えるなか、命の大切さを伝える力強い作品を作りたい」と、本作のために集まった総勢22人の若手俳優からなるプロデューサーチーム「UNCHAIN10+1(アンチェインイレブン・アシスタント)」と共に企画から資金集め、制作まで、自主映画としてゼロからスタート。全編宮城県オールロケで制作した。

 突然の事故で恋人を亡くした元バンドマンの女性。30歳を越えても現役を続けるボクサーとその妻。娘の結婚式へ出席したいと願う末期がん患者の女性。将来に不安を感じながら「魂の物語」を伝える若い舞台俳優たち。大災害で家族を亡くし、心に深傷を負ってしまった少女。全てを失い、生きる希望を亡くした父親。家族を懸命に支え続ける祖母。心優しい親友と担任教師。たくさんの人々の思いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始めるー。

 予告編の冒頭では、「生きる力を、届ける!」というメッセージとともに、事故で恋人を失った元バンドマンの女性、災害で傷を失った少女と家族、将来に不安を抱える若い舞台俳優たちの姿が現れる。

 「有り、触れた、未来」というタイトルの登場をきっかけに、懸命に生きようとする人々が出会い、命と向き合ってゆく複数のドラマが、次々と映し出されていく。北海道を拠点に全国で活動するロックンロール・バンド「THE武田組」による主題歌「こどもの日」が、このドラマを盛り上げる。

 山本監督は「魂を込めて 1000人を超える俳優・演奏者・協賛・支援者の力を束ねました。そこには愛があります。 命があります。 生きていくことの苦しみと、大きな喜びがあります。人々の営みが交錯し、支え合い、やがて大きな風がおきます。スクリーンから吹く風が、皆さんの心を揺らし、いつか、有り触れた未来が訪れると信じています」とのメッセージを寄せた。

 本作のサントラCDの発売も決定。蒼き風の民による和太鼓合奏、劇中のバンドPiece歌唱による劇中歌”Soul”、劇伴(演劇)曲「地球の姿」などを完全収録している。

 映画『有り、触れた、未来』は、3月3日より宮城県先行公開、3月10日より全国公開。

映画『有り、触れた、未来』本予告

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