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吉岡里帆×安田顕が初タッグ! 出版業界を舞台にした本格ミステリー『神の手』今春放送

ドラマ

月曜プレミア8『神の手』より(左から)主演・吉岡里帆、共演・安田顕
月曜プレミア8『神の手』より(左から)主演・吉岡里帆、共演・安田顕(C)望月諒子/集英社・テレビ東京

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 吉岡里帆が主演を務め、安田顕が共演するドラマ『神の手』が、テレビ東京系にて今春、月曜プレミア8枠(月曜20時)に放送されることが決まった。吉岡はテレビ東京ドラマ初主演。

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 原作は、望月諒子の同名小説。2001年に刊行されたデビュー作にして、木部美智子シリーズの第一弾でもあり、森村誠一から絶賛されたことでも話題となった記念碑的作品だ。本作ではフリージャーナリストの美智子を主人公に、小説の“盗作疑惑”から巻き起こるミステリーを描く。

 今年で芸能生活10周年&30歳を迎えた主演の吉岡が演じるのは、元新聞記者だが、事件の裏側にある人間の本質を追求するためフリーになったジャーナリスト・木部美智子。ゴシップには興味ナシ。3年前の未解決誘拐事件を独自に追い続ける中、次第に“盗作疑惑”騒動に巻き込まれていく。

 共演の安田は、どこか闇を感じさせる「新文芸」編集長・三村幸造を演じる。吉岡と安田は本作が初共演。

 すべての始まりは、「新世紀文学賞」を受賞した大御所作家・本郷素子の小説『花の人』に持ち上がった盗作疑惑。その取材を依頼された美智子は当初は断るものの、真相を追っていた元同僚が謎の死を遂げる。一方、三村のもとにはかつて面倒を見ていた作家の卵によく似た怪しげな女性が現れて…。単なるゴシップネタと思われたうわさが、やがて出版業界を揺るがす一大事件へと発展していく―。

 吉岡は「『神の手』を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です。今まであまり触れてこなかったジャンルでもあるので、私自身新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを大切に良質な作品を目指して絶賛撮影中です。ぜひお楽しみに!」とコメント。

 安田は「読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました。重要な役柄を与えていただき、ありがとうございます。吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです。幅広い世代に楽しんでいただけるミステリー、サスペンスドラマです。ご期待ください」と言葉を寄せている。

 原作者の望月は「このたびわたしのデビュー作をドラマにしていただくことになり、たいへん光栄です。記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが20年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします」とコメント。「『深淵を見つめるときは、深淵もまたこちらを見つめている』と、ニーチェの言葉を借りて解説に書いていただいたような『得体の知れない熱』を持つ作品は、いまでは到底書けないだろうと思います。この作品に光を当てて下さいました関係者皆様に深く感謝いたします。最後になりましたが、豪華な役者の方々に小説世界を再現されますのを大変楽しみにしています。どうぞみなさまに楽しんでいただけますように」と言葉を寄せている。

 月曜プレミア8『神の手』は、テレビ東京系にて今春放送。

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