「これが現実になる日は遠くない」 英BBCで大ヒットした犯罪サスペンスの続編『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』インタビュー映像
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イギリスBBCで2019年の最大ヒット作となった犯罪サスペンス『ザ・キャプチャー 歪められた真実』の続編『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』より、キャストのホリデイ・グレインジャーやパーパ・エッシードゥらがシーズン2の魅力を語るインタビュー映像が解禁された。
【動画】キャストが続編の魅力を語る『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』インタビュー映像
本作は、監視カメラに翻弄される現代社会の恐怖をスリリングに描いたシーズン1から6ヵ月後のロンドンが舞台。ニュースのハッキング、メディアによる情報操作、政治の干渉に包囲された社会で、身近な同僚さえも信頼できない状況に置かれた主人公レイチェル・ケアリー警部が“見えない”暗殺者との闘いを繰り広げていく。
シーズン1に続き、企画・脚本・製作総指揮をドキュメンタリー作家としても知られ、サイバー犯罪ものや刑事ものに定評があるベン・チャナンが務める。
イラクからの帰還兵が、監視カメラ映像がもとで身に覚えのない暴行拉致容疑をかけられたエメリー事件の捜査から半年後。ロンドン警視庁のレイチェル警部（ホリデイ・グレインジャー）は、ある決意を胸に殺人課からテロ対策指令部に異動するが、周囲の人間を信用できず、孤独な日々を送っていた。
そんなある日、殺人課の元同僚から“姿の見えない”暗殺者による殺人事件について相談をもちかけられる。一方、次期首相候補の若手議員アイザック・ターナー（パーパ・エッシードゥ）は、インタビューがハッキングされたことから窮地に追い込まれていく。精力的に捜査を進めるうちに、レイチェルは2つの事件を結びつける“ディープフェイク”にたどり着く…。
このたび、ホリデイ・グレインジャーやパーパ・エッシードゥらキャストがシーズン2の魅力を語るインタビュー映像が解禁。シーズン1に引き続き主人公レイチェル役を務めたホリデイ・グレインジャーは「シーズン1の見どころのひとつは、警察や軍隊の世界が忠実に描かれたこと」と語り、シーズン2について「そこからさらに発展する。メディアやIT企業の腐敗を追求する。“信用性”に対する考え方が深く影響するの。例えそれが本物であろうと、目の前の物事や人物も信用できない」と説明。
続けて「私たちの疑問は膨らみ続けている。フェイクニュースも同じ。重要なのは日常をどう生きるか。社会的に大きな関心事で、今シーズンのテーマでもある。そして主人公のレイチェルが直面する不信感や腐敗。捜査を進めるにつれてどんどん巻き込まれて危険が増す」と作品の魅力を語っている。
シーズン2のキーパーソンとなった若手議員アイザック役のパーパ・エッシードゥは、本作について「諜報や政府の間で揺れ動く世界を描いている」と説明し、「目の前の物事が現実なのか何度も疑ってしまう。度が過ぎると診察室行きだ。事実やその証明という観念が疑われるなんで恐ろしい。与えられた世界を誰も疑わない。まるでSF作品のように描かれた社会だ。これが現実になる日は遠くない」と現代社会に警鐘を鳴らす作品であると強調。最後は「視聴者は先読みをせずにはいられないと思う。どんでん返しやツイストを食らうと分かっていてもね」「視聴者を魅了する素晴らしいエンディングだ」とアピールしている。
そのほか、中国AI企業のCEOヤン役を演じたロブ・ヤンは「この国は監視カメラだらけ。誰が見ているのか疑問だ。すごくタイムリーだよ。技術はすでに存在する。ただの作り話ではないからこそ、真実とただ存在する物事の見極めがつかない」とコメント。BBCのニュースキャスター、カディージャ役を演じたインディラ・バルマも「人は今までの社会の常識にとらわれて、存在しないものまで理解しようとする。そのせいでディープフェイクにまんまと騙されてしまう。（作品には）究極のディープフェイクが描かれている。でも現実離れはしていない。だから怖いけれど興奮する」と語っている。
ドラマ『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』（字幕版・吹き替え版／全8話）は、Amazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX ‐DRAMA ＆ CLASSICS‐」で字幕版を全話配信中。吹替版を3月9日より配信開始（毎週木曜に1話ずつエピソード更新）。BS10スターチャンネルにて、＜STAR1 字幕版＞が3月16日より毎週木曜23時ほか放送、＜STAR3 吹替版＞が3月15日より毎週水曜22時ほか放送（3月11日11時第1話先行無料放送）。
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