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WBC日本代表・佐々木朗希『情熱大陸』あす放送 世界へ羽ばたく“令和の怪物”が故郷で初めて震災を語る

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3月12日放送、佐々木朗希に密着した『情熱大陸』より
3月12日放送、佐々木朗希に密着した『情熱大陸』より(C)MBS

 あす3月12日23時15分放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)は、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に密着。世界へ羽ばたく“令和の怪物”が、故郷で初めて震災を語る。

【写真】故郷で初めて震災を語る、WBC日本代表・佐々木朗希

 「時間が経つと忘れてしまう。野球も、負けた悔しさとか、そういう気持ちって忘れてしまう。でも、それをどれだけ思っていられるかが大事」。誰もいない岩手・陸前高田の海で、佐々木朗希は静かに語り始めた。

 昨年4月にプロ野球史上最年少の20歳での完全試合を達成。また日本記録となる13連続奪三振、タイ記録の1試合19奪三振も成し遂げた“令和の怪物”だ。

 佐々木は陸前高田の生まれ。「小学生の時が、人生で一番楽しかったですね」。友だちと日が暮れるまで野球に没頭した。東日本大震災は、佐々木からそんな幸福な日々を奪う。海岸近くにあった自宅が流され、父・功太さんと祖父母を亡くしたのは9歳の時だった。

 今回の取材に、佐々木は自身の体験と今の思いを初めて地元で語った。自宅や小学校があった場所、そして震災以来立ち寄ることのなかった海。訪ね歩きながら、記憶が少しずつよみがえっていく。佐々木はそれを忘れまいと胸に誓った。

 3月、野球世界一を決める戦い、ワールドベースボールクラシック(WBC)が始まった。日本を代表する投手に成長を遂げた佐々木は、大谷翔平、ダルビッシュ有らメジャーリーガーとともに日の丸を背負い、マウンドに上がる。

 「少しずつ街並みも変わってきて、前に進んでいる。僕もしっかり向き合って前に進みたい」。東日本大震災から12年。陸前高田の野球少年が、故郷への思いを胸に世界へ羽ばたく。

 『情熱大陸』は、MBS・TBS系にて3月12日23時15分放送。

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