赤楚衛二、GP帯連ドラ初主演 “恋愛迷子”の33歳会社員に 『こっち向いてよ向井くん』7月スタート
赤楚衛二が主演を務めるドラマ『こっち向いてよ向井くん』が、日本テレビ系にて7月より毎週水曜に放送されることが決定した。赤楚がGP帯連続ドラマで主演を飾るのは本作が初。日テレ水曜ドラマで男性が単独主演するのは約7年ぶりとなる。
【写真】ドラマ『こっち向いてよ向井くん』に主演する赤楚衛二
原作は、2022年の「第13回 ananマンガ大賞 準大賞」を受賞、「FEEL YOUNG」にて連載中の、ねむようこによる同名漫画。10年ぶりに恋をしようと意気込む主人公“向井くん”に待ち受けていたのは素敵女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノ。切実なのに笑えてしまう、不器用だから胸をうつ。それでも恋を諦めきれない恋愛迷子たちが織りなすラブストーリーだ。
主人公・向井悟(むかいさとる)は、都内のTシャツメーカーで働く33歳の会社員。雰囲気も性格も良く、仕事もできて、先輩にも後輩にも好かれている。そんな人が自然と集まってくる「いい男」なのに、10年間彼女がおらず、「恋」をしていない。友達が父になったり、妹が結婚したり…の中でふと独りな自分に気づいてしまった。
「仕事にも余裕が出て来た今の自分なら、新しい恋、しようと思えば出来るはず」。幸いにも親しくしてくれる女性は多いので、久しぶりの恋にチャレンジする向井くんだったが、どうにも恋愛に発展しない。「なぜ?オレの何が間違ってるの?」。向井くんの「恋をしよう」という決意は、「恋の仕方の間違い探し」の日々の始まりだった…。
主演の赤楚は、主人公の向井くんについて「仕事もある程度キャリアを重ねていて、近くにいたらすごく頼りがいもあって、相談にのってくれそうないい人。でも10年ぶりに恋愛をしてみると相手からは『優しいけど、この優しさはなんかちょっと違うな?』って思われちゃう、恋愛において迷子になってしまっている男の人です。僕も含めて、男性はみんなどこかに向井くん的な部分があるんじゃないかなと思います」と説明。
そして「この物語は男性である向井くん目線のラブストーリーですが、もちろん女性から見ても『こういう男の人いるよね』って思い当たったり、ちょっとしたセリフがリアルでグサッと刺さったり、性別を問わず楽しめる作品になっています」と作品をアピールし、「これから発表になっていく素敵なヒロインのみなさんに向井くんがどう翻弄されていくのか、僕自身も演じるのが楽しみです」と期待をにじませた。
なお今回、赤楚が原作コミックス第一巻の表紙を再現した第一報写真も解禁。後ろから呼びかけられて振りむく向井くんの頬には女性の手が。果たしてこれは一体誰の手なのか。向井くんを翻弄するヒロインたちにふんするキャストも、今後随時解禁されていく予定だ。
今回の映像化にあたり、原作者のねむようこは「ある日深夜のラジオでパーソナリティの男性が赤裸々に失恋の話をしていました。仕事では成功してどこからどう見ても立派な大人の35歳男性。なのに恋となるとこんなに無様なのかと、なんだか可笑しくて愛おしくて、次の漫画の主人公はこんな感じの男の人にしようと思いました」と物語が生まれたきっかけを振り返り、「あの日の思いつきが今こんなところまで辿り着いてただただ恐縮しています。ドラマをご覧の皆様にも迷える向井くんを応援して頂けたら幸いです」とメッセージを寄せている。
水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』は、日本テレビ系にて7月より毎週水曜放送。
主演、原作者、プロデューサーコメント全文は以下の通り。