キム・キャトラル、『SATC新章』出演の条件が明らかに 高額報酬も
『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』のシーズン2にカメオ出演することが発覚し、ファンを歓喜の渦に巻き込んだキム・キャトラル。出演するにあたって、いくつか条件を出していたようだ。
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『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公たちの50代となった今を描くドラマシリーズ。キム演じるサマンサ・ジョーンズはファンに人気のキャラクターだったが、主要キャストとの間で確執が取り沙汰され、続編への出演を否定してきた。
Page Sixによると、キムが出した条件は、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーとミランダ役のシンシア・ニクソン、シャーロット役のクリスティン・デイヴィスと一緒に撮影を行わないこと、そしてクリエイターのマイケル・パトリック・キングとも顔を合わせないことだったという。
番組の関係者は「彼女は大金を手にすると思います。キムのパワーを見せつけた形です」とコメント。「それでも製作陣はキムに出演してほしかった。次のシーズンで彼女が本格復帰するのではないかとファンに思わせるかもしれませんが、彼女は戻りません。過去に酷い扱いを受けたのです」「彼女がヒーローになるのがうれしい…カメオ出演のためにはたくさんの努力が必要だったと思います」と述べている。
報道によると、キムは3月22日(現地時間)にクイーンズにあるスタジオの駐車場にて、車の中で誰かに電話をかけるシーンを撮影しており、出演するのはこの1シーンのみで、カメオ出演となるようだ。撮影現場には、サラ・ジェシカやシンシア、クリスティン、それにショーランナーのマイケル・パトリック・キングの姿がなく、極秘で行われたとされている。
また撮影時には、『セックス・アンド・ザ・シティ』の衣装を手掛け、キム同様新ドラマに参加しなかったパトリシア・フィールドの衣装に身を包んでいたそうだが、これもキムの希望だったとみられる。パトリシアは同サイトに対し、「カメオ出演のシーンのために、わたしがスタイリングしました。彼女には明確な希望があって、私がそれに応えたのです」とコメント。「キムが大好きなので、彼女のスタイリングをするのはうれしい。素晴らしい機会でしたし、クールでした」と述べているそうだ。
HBOと傘下の配信サービスMaxの代理人は同サイトに対し、「キムにオファーしていたのはいつも、一人で撮影する電話のシーンでした。サマンサのカムバックには負担が少なく、よい方法だと思います。奏功してよかったです」とコメントしている。
なお、『AND JUST LIKE THAT...』のシーズン1では、サマンサはロンドンに移住しており、キャリーとメールでやり取りをしている設定だった。シーズンファイナルでは、2人が再会を計画するシーンが登場している。
『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン2は、6月22日からアメリカではHBOの配信サービスMaxにて、日本ではU‐NEXTにて配信される。サマンサが登場するエピソードは8月配信になる見込み。