ライアン・ゴズリング42歳、バービーの恋人ケン役には年を取りすぎているとの批判に反論
映画
実写版『バービー』でバービーの恋人ケンを演じるライアン・ゴズリング（42）。予告編の公開後に噴出したケン役には年を取りすぎているとの批判に反論した。
【写真】髪をブリーチしバービーの恋人ケンを演じるライアン・ゴズリング
グレタ・ガーウィグ監督がメガホンを取り、マーゴット・ロビーが主演する実写版『バービー』。ファーストルックが公開されると、プラチナブロンドに髪をブリーチし、ムキムキのボディにピンクの衣装を身に着けたライアンの姿がファンに衝撃を与えたが、その後、ケンにしては年を取りすぎていないか、との批判の声が上がったようだ。
これを受け、ライアンが「GQ」誌のインタビューで反論し、「僕のケンが気に入らないなら、他のケンで遊べばいいんだ」と語った。なお、本作ではマーゴットの他にもさまざまなバービーが登場し、同様にケンも何人も登場することがわかっている。
批判に対し、現在42歳のライアンは「可笑（おか）しいよ」と笑いつつ、「＃notmyken（私の好きなケンじゃない）とか、ショックを受けたという声があるけれど、みんな今までケンについて考えたことなんてなかったよね？」と述べ、そもそもケンにはこれまで重きが置かれてこなかったことを指摘。
「彼が無職でも、みんなどうでも良かったんだ。なのに急に、『違う！ ずっとケンのことを大事に思ってきた』と言い出した。そんなことはない。気にしたことなんてなかったんだ。バービーはケンと肉体関係もなかった。そこがポイントだ。もし本当にケンのことを気にかけていたら、誰もケンを気にかけていないことに気が付いていたはずだ。皆の偽善がバレたね。だからこそ、ケンのストーリーを語る必要があるんだ」と述べた。
そして笑いながら、「僕は今、この男のことを気にかけてるよ。彼の代理人になった気分だ。『ケンが授賞式に参加できませんでしたので、代わりに受け取ります』とね」と付け加えている。
映画『バービー』は、マーゴットとライアンのほか、アメリカ・フェレーラ、ケイト・マッキノン、イッサ・レイ、ウィル・フェレル、エマ・マッキー、キングズリー・ベン＝アディル、シム・リウらが出演。日本では8月11日より公開される。
