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ピクサー最新作『マイ・エレメント』、色鮮やかなUSプレミアに監督&キャスト集合

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『マイ・エレメント』USプレミアの様子
『マイ・エレメント』USプレミアの様子(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー&ピクサーの映画最新作『マイ・エレメント』のUSプレミアが、日本時間6月9日(現地時間6月8日)、米ロサンゼルスにて開催。監督のピーター・ソーンをはじめ、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター、プロデューサーのデニス・リーム、そしてアツくなりやすくて家族思いな火の女の子エンバー役のリア・ルイス、涙もろくて心やさしい性格の水の青年ウェイド役のママドゥ・アティエらが集結した。

【写真】火の女の子エンバー役リア・ルイス&水の青年ウェイド役ママドゥ・アティエ、『マイ・エレメント』USプレミアに登場

 「もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?」というピクサー史上最もチャレンジングなコンセプトの世界を舞台にした本作では、主人公の火の女の子エンバーと水の青年ウェイドが、ひとりでは気づけなかった新たな“自分の可能性”に出会う物語を描く。

 ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で開催された本プレミアには、公開を祝うたくさんの観客が駆け付け、カラフルな装飾に囲まれた会場にシックで華やかな衣裳に身を包んだキャスト&制作陣が登場し、大熱狂に包まれプレミアが幕を開けた。

 本作の舞台は、四つのエレメントたちが暮らす街エレメント・シティ。カラフルで楽しげなエレメントたちが暮らす街だが、この街にはたったひとつ、“他のエレメントとは関わらない”というルールがあった…。ピクサーから誕生する新たな“もしもの世界”について、これまで『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』など、多くの名作を世に生み出してきたピート・ドクターは「この映画に興奮しています。本当に素晴らしい。これこそがピクサー作品です!」と大絶賛。

 本作ではそんなエレメント・シティで、火の街から出ることなく父の店を継ぐために頑張っていたエンバーが、ある日偶然自分とは正反対で自由な心をもつウェイドと出会い、初めて世界の広さに触れることで、次第に火の街の外へひそかな憧れを抱くようになっていく姿が描かれる。

 そんな本作について、ピートは「誰もが楽しめる内容になっていると思います。私たちはいつも、子どもから年配の方、すべての人に向けて、ユーモアのあるもの、大人向けの洗練されたものなどみんなが楽しめる要素を作品に入れるよう取り組んでいますが、本作はどんな世代の人でも一緒に観に行けて楽しめる数少ない映画になっています」と語り、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして本作への大きな自信をのぞかせた。

 そして監督を務めたピーター・ソーンは、エレメント・シティについて「“火”や“水”はもちろん、“土”と感じられる建物や“風”と感じられる建物をどうデザインしていくのかなど、エレメント・シティの中でそれぞれの特性をどう表現するかを考えるために、映画だけではなく、イラストもたくさん見ましたし、リサーチもしました」と、ワクワクして思わず入り込みたくなるような世界観を描くまでの過程を告白。さらに「このエレメント・シティの中に出てくる“火”や“水”のエレメントが、全然違っているけれども一緒に協力していく、違うからこそお互いの新しい一面を知っていく、というところに私はものすごく共感しました」と、火のエンバーと水のウェイドという、ピクサー史上最も“近くて遠い”ふたりが紡ぐ物語への共感性を明かした。

 最後に、ソーン監督から「本当にたくさんの方に観ていただけたらすごく嬉しいです。この夏、ビッグスクリーンで皆さんに見ていただくのが待ちきれません!」と公開を待ち望む世界中の人々へメッセージが贈られた。会場には、エンバー役のリア・ルイス、ウェイド役のママドゥ・アティエ、プロデューサーを務めるデニス・リームらも登壇し、本作が起こす奇跡の化学反応で会場を魅了。四つのエレメントたちがユニークに暮らす世界を描く本作にふさわしい色鮮やかなプレミアとなった。

 映画『マイ・エレメント』は、8月4日より全国公開。

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