“マリコ” 伊藤沙莉が歌舞伎町で探すものとは? 『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』冒頭10分映像が解禁
伊藤沙莉が主演を務め、竹野内豊が共演する映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』より、冒頭10分の本編映像が解禁された。
【動画】マリコ、歌舞伎町で宇宙人探し!? 『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』冒頭10分映像
本作は、『ミッドナイトスワン』の内田英治監督と『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督がタッグを組んだ異色エンタメ。第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にてホワイト・レイヴン・アワード、第43回ポルト国際映画祭では観客賞を受賞。さらに第27回富川国際ファンタスティック映画祭(Bucheon International Fantastic Film Festival)への正式出品が決定している。
新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女マリコ(伊藤)。日々バーテンとして常連の相手をしているが、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業だ。ある日とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼を受け、恋人の自称忍者MASAYA(竹野内)の協力のもと、宇宙人に迫ってゆくのだが…。
主演に伊藤沙莉、その恋人役に竹野内豊。さらに北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也、高野洸らが出演する。主題歌はDa-iCEの「ハイボールブギ」。
内田監督と片山監督がそれぞれ担当した、6つのエピソードで構成されている本作。このたび、エピソード「歌舞伎町にいる」を収めた冒頭10分の本編映像が解禁。眠らない街・歌舞伎町の路上で客に誕生日プレゼントをねだるキャバ嬢。その傍らに置かれたバスケット・ケースが開くと、謎の光に包まれて、ふたりは消えてしまう…。
一方、物語の舞台となるマリコ(伊藤)が営むバー「カールモール」にて、ホストに貢ぐキャバ嬢(久保)や、年下の若手映画監督にお金を工面する女性(島田桃依)、男に金を貢いでいる常連客を心配する女性(中原果南)、なにか言いたげな表情でカラオケに耳を傾ける男性(北村)など、訳アリの常連客で賑わっている様子が映し出される。
そこには、マリコが心を寄せる恋人・自称忍者のMASAYA(竹野内)の姿も。男性に貢ぐ女性客達にダメ出ししながらも、MASAYAにお使いを頼む形でお小遣いを渡すマリコを、お客たちは呆れながらも微笑ましく見守るのだった…。
そんないつものある日、探偵でもあるマリコが閉店したお店で一服していると、なんとFBIが現れ、重要な依頼があって訪ねて来たと大金を差し出す。果たして、この街では一体何が起きているのか。その後マリコが体験する予測不能な出来事に期待が高まる映像となっている。同エピソードは、内田監督と片山監督のどちらが担当したのか、ぜひ予想してみたい。
映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、6月30日より全国公開。