4月期「面白かった春ドラマ」ランキングTOP10
各局で放送された4月期ドラマも物語のクライマックスを迎えて大団円のフィナーレへとたどり着いている昨今。クランクイン!では、2023年4月期に放送された「春ドラマ」の人気アンケートを実施。「春ドラマ」人気作の最終ランキングトップ10を発表していこう。
【写真】4月期「面白かった春ドラマ」ランキング10位~1位に輝いた作品、出演者フォトギャラリー
今回の結果は、クランクイン!が2023年6月15日~20日正午の5日間で「あなたが『面白かった!』と思う春ドラマは?」と題したアンケートを実施して集計したもの。投票は1人につき最大3つの番組まで。1774名から回答があった。
■第10位 『あなたがしてくれなくても』(76票)
奈緒
第10位にランクインしたのは、奈緒が主演を務める『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)。本作はハルノ晴の同名コミックを2014年の上戸彩主演ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の制作陣が実写化した大人の恋愛ドラマ。
婚姻関係にあるカップルの2組に1組が悩んでいると言われる“セックスレス”をテーマに、愛を求めてさまよう2組の30代男女の運命が複雑に交錯していくさまを活写。奈緒と永山瑛太、岩田剛典と田中みな実が、2組の夫婦がたどる運命を熱演した。
■第9位 『わたしのお嫁くん』(102票)
波瑠
第9位は女優の波瑠が主演を務め、高杉真宙が共演する『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)がランクイン。
本作は「Kiss」(講談社)で連載中の柴なつみの同名コミックを実写化した社会派ラブコメディー。仕事を完璧にこなし同僚たちの憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香(波瑠)が、ひょんなことから会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”山本知博(高杉)を“お嫁くん”としてルームシェアのパートナーとして迎える。真逆とも言える2人が一つ屋根の下で送る日常と2人の関係性の変化をコミカルかつエモーショナルに描き出した。
■8位 『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(117票)
山本舞香
関ジャニ∞の横山裕が主演を務めた『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)が第8位に。
本作は、累計発行部数170万部を突破した津村マミの人気コミックを原作にした“日本一優しい”ハートフルコメディー。売れない漫画家・狩野(横山)と訳アリ1人暮らし少年・コタロー(川原瑛都)が、同じアパートに暮らす個性豊かな住人たちと織り成す日々をコミカルに描いた。4月から放送された続編では小学生に成長したコタローが抱える悩みにも焦点が当たり、ホロリと泣ける展開にも注目が集まった。
■第7位 『波よ聞いてくれ』(153票)
小芝風花
第7位にランクインしたのは小芝風花が金髪のヒロインを演じたドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)。
本作は、「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の沙村広明による同名コミックを実写ドラマ化したメディアミックスコメディ。酔った勢いで飲み屋で失恋トークをかましたことをきっかけに、深夜のラジオ番組にパーソナリティーとして抜てきされたミナレ(小芝)を主人公に、彼女がさまざまなトラブルと対峙(たいじ)していく姿を描いた。
最終回では破天荒キャラのヒロイン・ミナレが災害時の放送と真摯に向き合う姿が活写され、視聴者に感動を巻き起こした。
■第6位 『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(167票)
山田裕貴
第6位は、俳優の山田裕貴が主演を務め、赤楚衛二、上白石萌歌が共演する『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)。
本作は、30年後の荒廃した世界にワープした人々が、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうと奮闘する姿を描くヒューマンエンターテインメント。
最終章では、なんと主人公・直哉(山田)たちが30年後の荒廃した世界から2026年にワープ。未来を見てきた自分たちを好奇の眼差しで見る社会の中で、直哉たちが抱える苦悩や“ある決断”が描かれた。