トム・クルーズ、命知らずのスタントはできても共演女優の腹部を蹴ることは拒否
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命知らずのスタントを、さも楽しそうに語ることで知られるトム・クルーズだが、共演女優の腹部を蹴ることには抵抗があるようだ。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で共演したポム・クレメンティエフがトムとのファイトシーンについて語った。
【写真】ポム・クレメンティエフ演じる最強ヴィラン
人気スパイアクション映画の新作『デッドレコニング PART ONE』で、トム演じるイーサン・ハントとヘイリー・アトウェル演じるグレースを狙う暗殺者、パリスを演じたポムが、Entertainment Weeklyのインタビューに登場。ファイトシーンでトムが彼女の腹部に蹴りを入れるのを拒んだと明かした。
ポムは当時を振り返り、「ここを蹴ってとトムに言い続けました」と自分の腹部を指さしながらコメント。「腹筋を締めて、『大丈夫だから』と言ったけれど、トムは『ノーノーノーノー』というばかり。『私のために!』と言ったけれど、それでもしなかった」と明かした。
ポムによると、パリスはイーサイ・モラレス演じる本作のヴィランと関係のあるキャラクターで、「ストーリーにカオスをもたらす存在」だと語る。「観客は、次は何をするのかとヒヤヒヤしながら彼女を見ることになる。行く先々で全てを破壊する。彼女は反逆者で殺し屋、すごくスキルがあって、そして孤独なの」と話す。
トムは本作でポムの腹部を蹴ることはしなかったが、トム史上最も危険だったというバイクで崖から飛び出すスタントに挑戦した。この撮影を振り返り、自身が深刻なケガを追った場合にそれまで撮ったものが無駄になることを避けるため、一番最初にこのシーンの撮影を行ったと、嬉々として明かしている。