須藤蓮監督×『エルピス』渡辺あやが共同脚本を執筆! 映画『ABYSS アビス』本予告解禁
須藤蓮監督の映画『ABYSS アビス』より、本予告映像が解禁された。また、本作の公式イメージソングがシンガーソングライター・marucoporoporoの「Little boy and girl」に決まった。
【動画】渡辺あや×須藤蓮の脚本が心の琴線に触れる――『ABYSS アビス』本予告
本作は、須藤蓮の初監督作品『逆光』に続く監督第2作で、ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)の渡辺あやとの共同脚本による作品。タイトルの『ABYSS アビス』は「深淵」という意味。本作は渋谷のナイトクラブで働く現代の若者が、死んだ兄の恋人と出会い、純粋な恋心に沈んでゆく様を描いている。誰もが一度は感じたことのある痛みや胸の苦しみを思い出すような痛々しいほどの純愛物語、心の琴線に触れる繊細な作品に仕上がった。
23歳のケイ(須藤蓮)は、渋谷のバーでバイトをしながらフラフラと暮らしている。ある日、行方不明だった兄が故郷の海で自殺したと知らせが届く。葬儀に参列すると、ただ一人ひたすら泣いている女がいる。かつて兄に乱暴されていたその女に、ケイは強くひかれる。「死んでくれてよかった」と言うほどの兄への憎悪、そんな兄と交際していたルミ(佐々木ありさ)に対する痛々しいほどの純愛が、彼を「海の目」へと導いていく―。
本予告映像に映し出されるのは、「夜に海を見ちゃだめだぞ。海の目と目があったら引きずり込まれて死ぬぞ」、そう告げて海で死んだ兄。そして彼女と出会ったー。ひかれ合う2人を包み込み、潜るような映像となっている。
予告映像に流れる公式イメージソング「Little boy and girl」を担当したmarucoporoporoは「予告編映像を拝見して本当にこだわって大切に制作された作品なんだろうなと、想いが伝わってきました。想いを込めて制作された映像に私の曲を選んでくださり、ありがとうございます。音楽も生き生きとしてる感じがします」とコメントしている。
映画『ABYSS アビス』は、9月15日より全国公開。