綱啓永、『ばらかもん』五島列島での撮影を満喫 主演の杉野遥亮は「すごく良い人」
俳優の綱啓永が、都内で行われたドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系/7月12日より毎週水曜22時)囲み取材に出席。五島列島での撮影や主演の杉野遥亮とのエピソードを明かした。
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本作は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。主演を杉野遥亮が務め、綱は料理から島の子どもの世話まで何でもこなす“みんなの兄貴分”、高校三年生の木戸浩志役を演じる。
五島列島でクランクインしたという綱は「まだ僕のシーンを全然撮っていなくて。2週間くらい行ったのですが、撮影は本当にちょっとしかなかったんです。ほぼ一人旅みたいな、ずっと観光してました(笑)」と五島列島での撮影を回顧。「泊まっていたホテルの支配人さんと仲良くなったんですよ」と楽しそうに明かし、五島列島を満喫したと笑顔を見せた。
綱が演じる浩志は子どもの世話までこなす“みんなの兄貴分”ということで、役作りについて「子どもたちのお兄ちゃんにならなきゃいけないということで、五島列島の撮影というチャンスを逃したら無理だろうなと思って。全力でコミュニケーションを取りました」と告白。主演の杉野とは話す時間がなく、取材時点ではまだあまり話せていないというが「五島の撮影が1話を撮ったり最終話を撮ったり大変だったんですよ。感情が難しくて。そのときに(杉野が)『分からないところとか感情が難しいところがあったらいつでも本読み付き合うから、いつでも言って』と言ってくれて。『優しっ、熱っ!』みたいな。すごく良い人だなと思いました」と杉野とのエピソードを語った。
五島列島の魅力を綱は食べ物や飲み物がおいしいことなどを挙げつつ「人が良すぎる。どこに行っても全員良い人だらけなんですよ!」と熱弁。どこに行っても「撮影ですか? がんばってください」と声をかけてもらえる、と話し「すごくうれしくて。心が洗われたって感じです。汚れてたわけじゃないですけど(笑)、多少の汚れはあったと思うのでそれがきれいに洗い流されたって感じですね」と語った。
本作の内容にちなみ「周りの人や環境が変わったことで成長できたと思った経験」を聞かれると綱は「毎現場です。この仕事をしていて一番良いなと思うのは出会いが無限にあるということ」と回答。自分は人が好きだと明かし「いろんな人に出会って『俺もがんばろう』『俺はもうちょっとこういうところを変えた方がいいな』『この人のこういうところをパクろう』とかを考えます」と人との出会いが刺激になっていることを打ち明けた。
ドラマ『ばらかもん』は、フジテレビ系にて7月12日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。