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映画『バービー』日本公式が謝罪 原爆投下を軽視した海外ファンアート問題受け

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映画『バービー』場面写真
映画『バービー』場面写真(C)2023 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved.

 映画『バービー』と『オッペンハイマー(原題)』の同時公開を受け、原爆投下を軽視するファンアートが海外で多数投稿されている件について、ワーナーブラザースジャパン合同会社が31日、『バービー』日本公式ツイッターを通じて声明を発表。アメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応を「極めて遺憾」とし、謝罪した。

【写真】『バービー』日本公式による声明全文

 今回問題になっているのは、バービーの世界を初めて実写化した『バービー』と、“原爆の父”と呼ばれた理論物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』の両作品を見ることを推奨する、海外のファンによる非公式のムーブメント「#Barbenheimer」の一環として投稿されたファンアート。

 バービー役のマーゴット・ロビーの髪の毛にキノコ雲をコラージュするなど、原爆投下を軽視する画像が多数投稿されているだけでなく、『バービー』米公式ツイッターが、これらのファンアートに絵文字混じりなど好意的に返信していることから、批判の声が相次いでいた。

 これについて、ワーナーブラザースジャパン合同会社は、「#Barbenheimer」が「活動は公式なものではありません」と説明した上で、「このムーブメントに起因したファンのSNS投稿に対し行われた、映画『バービー』のアメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています」とコメント。

 加えて「この配慮に欠けた一連の反応について、不快な思いをされた方々には、お詫び申し上げます」と謝罪した。

 映画『バービー』の日本公開は8月11日。8月2日には本作の監督・脚本を務めたグレタ・ガーウィグらが登壇するピンクカーペットイベントも予定している。

引用:「映画『バービー』公式」ツイッター(@BarbieMovie_jp)

映画『バービー』公式(@BarbieMovie_jp)2023年7月31日

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